麻歩の、寝たり食ったり喋ったり

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人のアレルギーを笑うな!食物アレルギーを軽視する人達

 最近1つどうしても許せないことがあった。

 

 インターネットのあるサイトのあるショップから、とある食べ物を購入した。

 

 わたしは食物アレルギーがあるので、原材料の面は事前にしっかりと確認している。

 

 アレルゲンが入っていないことを確認できたのでポチったのだが、届いた商品を見ると、アレルゲンがバッチリ入っていることが確認できた。

 目をこする人のイラスト(女性・花粉症)

飲食店なのに食べ物を扱っている事に対する意識の低さ

 自分で食べずに人にあげることも考えたのだが、割と高額だったこと、情報開示をしていなかった相手方に問題があると考えたので、ショップに問い合わせをして返品できないか聞いてみた。

 

 だいぶ時間が経ってから返信があり、商品を返送して下さいとの事だった。

 

 こういった場合、企業側は商品破棄をお客さんにお願いした上、返金に応じるのが一般的な対応だと思っていたので、未開封とは言え、一度人の手に渡ったナマモノを返してくださいと言われたことに衛生面の観点からまず驚いた。

 

 回収して店で他のお客さんにそのまま出すのだろうか?

 

 返金の条件だと言われたので、元払いか確認したところ、着払いで結構ですと、遅めの返信があったので、楽しみにしていて食べたかったけれど送り返すことにした。

 

 食品を扱っているのに、命の危険に対する意識の低さ

 

 わたしが確認せず誤って食品を食べてしまったらどうするつもりだったのだろうか?

 

日常が突然終わる怖さ

 わたしは、アナフィラキシーを何度か起こしたことがある。

 

 症状が出た後は、普通に仕事したり、学校に行ったりする事はもちろんできない。

 

 やらなければいけなかったことも、楽しみにしていて予定も、全て崩れる。

 

 日常が突然終わってしまうのだ。

 

 それは、とてもとても怖いことだ。

 

アレルギーを公表することの怖さ

 日常生活を送る上で、アレルギーを公表して、周りの人に配慮してもらうと言うやり方がある。

 

 ただ、これにはリスクもあって、悪意を持ってアレルゲンをわざと食べさせようとする人が時々いる

 

 これは、いじめなど社会問題にもなっていて、わたしも実際に体験した。

 

 大手企業の飲み会で、

 

「好き嫌いをしないで、少しだけなら食べられるでしょう?」

 

などと無理矢理食べさせようしてきた人達もいたし、前の職場で、上司に悪質なパワハラおばさんがいたのですが、その人には、

 

「人がアレルギーの発作起こす場面て、面白いから見たいんだよね。食べてよ」

 

と言われたこともあります。

 

 その人は、節目の飲み会があるたびに幹事を引き受け、わたしを誘い、アレルゲンが提供される料理のお店にわざと予約を入れました。

 

 もちろんわたしはは食べるわけにはいかないので、時間いっぱいまでほとんど料理には口をつけず、飲み物を少し飲んで終わるだけの苦痛な時間を過ごしてきました。

 

 アレルギーだとわかると、配慮してお店の予約をしてくれる方や、アレルギー対応メニューなどで気を遣ってくださる方もいるのですが、自分の食べたいものが食べられなくなるため邪魔に思い攻撃してくる人や、わざと食べさせて苦しませようとする人もいるので、公表するのは勇気がいります

 

 自ら弱点を晒していることと同じなので。

 

 一度知られてしまったら、相手の記憶からその部分だけを消すことはできませんからね。

 

人のアレルギーを笑うな

 食事は本来楽しい行為です。

 

 ただ、ある人にとっては幸せを運ぶ料理でも、別の誰かにとっては、命を奪う恐ろしい道具にもなります

 

 だからこそ、食べ物を扱う職業の方には、もっと慎重になっていただきたいのです。

 

 また、飲み会や食事の席などで、アレルギーの方がいても、アレルギーと、好き嫌い・わがままは、全く別のものです。

 

 冗談でも、少量でも、アレルゲンを食べるように勧めないでください。

 

 アレルゲンを食べれば治るなどと言う眉唾に騙されないでください。

 

 事故が起きてしまったら、ごめんなさいでは済みません。

 

 様々なアレルギーを持つ人が増えている現代社会、特に日本では、アレルギーに対する知識が欠けている大人が、先進国なのに多くいるなと感じました。

 

 もしこれを読んだ方が、わたしと同じようにアレルゲンを勧められている場面に遭遇したら、周りの人を止めてください。

 

 理解してくださる方が1人増えるだけで、世界はだいぶ生きやすくなります。

 

 ほとんどの方は理解してくださるのですが、一部正しい知識を身につけていない大人がいるので書かせていただきました。

 

 調べてみたところ、現在(2021年3月)の法律では、通販サイトや外食テイクアウトなどに関してはアレルゲンの表示義務は無く、ショップ側の自主対応に任せているようです。

 

 アレルギーを持っている人間は、外食を控えて自衛しろ、と言うのは少々乱暴な気がします。

 

 悲しい事故を防ぐためにも、今後法律が変わって、原材料は全成分を表示するのが当たり前になってほしいです。

 

P.S. こちらのショップさんは注文をキャンセルしたと言っていたのにも関わらず、今現在クレジットカードの請求が起きており、決済日によっては一度引き落とした後に返金処理がされると言う事は分かっていたので、期間限定ポイントとカードの代金はいつ返ってくるのか、カード会社に問い合わせたところ、キャンセル処理が、なされていなかったと言うことが発覚しました。

 

 こちらから問い合わせなければ、ずっとそのままだったかもしれません。

 

 こういった返金・返品などの、利益を生まない余計な仕事も増えてしまうので、ショップを運営している方は、アレルゲンはきちんと開示するべきだと思いました。

 

 お金、ちゃんも帰ってくるのかなぁ。

 

 不安だ〜〜ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄