実用イタリア語検定4級に、ついに合格しました。
嬉しい!喜びの舞♪ヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノ♪
自分の受験番号をHP上で確認しました。
こんなに嬉しい事はないです。
5回目の受験で、やっとこの記事を書く事ができます。
今回は、わたしが合格までにやった勉強法や、実際に使用している教材をご紹介していこうと思います。
〜目次〜
苦手から逃げない
まず、自分は何が原因で落ちたのか、根本的な理由を知る事が大事です。
わたしの場合はそれが、筆記試験(scritta)の文法でした。
リスニングについては、知らない単語だらけの文でない限り、ほぼ聞き取れていましたので、単語力で足りない部分については、その都度覚えて補強していけば良い事になります。
筆記とリスニング、足かせになっているのはどちらでしょうか?
わたしは、人生においては、上手に逃げる事を肯定していますが、このイタリア語検定に関しては、苦手から逃げると、一向に合格できないという事がわかったので、「苦手→得意にまではなれなくても、努力する事で人並みにわかった、正解できる問題が増えたくらいにはなろう」と、行動すれば実現できそうな低い目標を立てました。
おすすめの参考書
わたしが文法が苦手なので、やや文法よりの紹介になります。
実際に使用して、検定対策として役に立ったもののみ載せています。
まず、文法書のバイブルとして使っていた1冊。
NHKイタリア語講座や、星美学園さん等、様々な場所でイタリア語を教えていらっしゃった、有名な武田好先生の御本です。
基礎から応用まで学べるので、初級者から中級者以上の方まで、迷ったら見返すために、1冊があると便利だと思います。
続いてこちら。
初めて4・5級を受ける方には、どんな文法事項が問われるのか、なかなか判断ができないもの。
こちらで、解説を読みつつ、問題を解いてみるといいと思う。
それから、確実に身につけたい単語。
自分で単語帳を作る必要がなく、印刷も見やすい大きめのフォント。
出題頻度の高い高い単語で構成されているので、1冊手元において、どのページを開いても即答できるようになれば完璧です。
いっしょに勉強してくれる方がいる場合は、どちらかに日本語かイタリア語を読んでもらって、その場で訳せるかチェックしてもらうと、ゲーム感覚で勉強ができるので面白いかと。
それと、こちらも大変優秀なドリルでして。
【中古】 イタリア語のきほんドリル /国際語学社/菊池正和 / 菊池正和 /
ネコが表紙の、ちょっと可愛らしいドリルなのですが、基本的な文法事項が、問題大目のドリルとなって、解いて行くと基礎文法が無理なく身に付くようになっています。
ただ、解説を見てから問題を解くと、身についていないのに、流れで正解がわかって、わかった気になってしまうので、数日置いてから復習したり、一通り終えたら、ランダムでページを開いて、そのページを全問正解できるか…。
最初は、できなくて、自分にイラつく事が多かったりするのですが、そうやってつまづきながら歩き続けるうちに、つまずく回数が減ってくると思います。
他に、読み物もして楽しい物や、愛読書なとあるのですが、今回は検定対策に絞ってお話したいので、それらについては別の機会にご紹介していきたいなと思います。
最終的には過去問
わかりやすい参考書はたくさんありますが、最終的には過去問をどれだけやったかが勝負の決め手となります。
実用イタリア語検定協会のHPの「学習ツール」という所から、eラーニングシステムのeden(有料)を利用する事ができます。
こちらは、受講期限はあるものの、期間中なら、いつでも何度でも利用できるので、出先や、本を開くのが億劫な人にもオススメ。
一番の予行演習は過去問ですが、筆記もリスニングも1問ずつ、何度もページを行き来せずその場で正解、解説を確認する事ができますし、特にリスニングならこちらの方が、軽いし、すぐに好きな部分から再生できるし、いちいちCDを入れて再生して、必要なトラックまで持っていく操作も不要なので、時間の節約にも大いに役立ちます。
紙の方がよければ、有料で、お近くのコンビニでテキストの印刷もできます。
紙のテキストは、直接書き込んだり、付箋を貼れるので便利です。
ダウンロード版ですと、自分に必要な級だけ取り寄せられるので、使い分けるようにしています。
好きだからこそ、続けられた
自慢じゃないけれど、今回4級合格に至るまで、何度も何度も落ちました。
真剣に取り組んだにも関らず結果が伴わない場合、大抵の物は縁がなかった、無駄と判断し損切りしてしまうわたしですが、イタリア語だけは違いました。
落ちるとやっぱりショックですが、今回は筆記がダメダメだったからなぁ~と、自分なりに納得していたり、あそこの問題面白かったなぁなどと回想したり、ショックだけど嫌いにはなりませんでした。
(伊検は1人になったおばあさんの話とか、怪我をしてバカンスに行けなくなった人の話とか、若い頃イケメンだった人の話とか、やたら問題文にストーリー性があって印象に残る事が多いです。)
ショックを受けても嫌いにならなかったのは、大前提としてイタリアやイタリア文化が大好きだという事。
音が好き、わたしの生活にはインテリアや服など、あらゆる所にイタリア愛が溢れています。
好きだからこそ、「上手くいかなかった=裏切られた」という悲しい気持ちにはならなかったのだと思います。まぁ、そんな事もあるよね、と。
次は3級なのですが、学校の勉強もあり、受けられるかまだわかりません。
それと、3級からは作文もあるので、そちらの添削もお願いしないといけないんですよね。
でも、日常会話ペラペラになりたいので、相変わらず勉強は続けていますし、3級のテキストも注文しました。
いつになるかわかりませんが、合格したり、勉強して思った事があれば、また発信していこうと思います。