マイナンバーカードを作るに至ったきっかけ
最近、マイナポイント事業も終了し1円にもならないのにマイナンバーカードを作りました。
なぜ作成に至ったかというと、とある株主優待を使用する際に、マイナンバーカードがなくて利用登録ができなかった事、iPhoneを買い替えて下取りに出そうと思ったところ、マイナンバーカードがなくて断られる等、マイナンバーがない事で不利益を被るシーンが相次いだからです。
つまずいたポイントは、本人確認です。
どちらのサービスも、運転免許証、在留カード、マイナンバーカードのいずれかがあれば問題なく利用できるものでしたが、生まれつき視力が弱く、車の運転には向いていないわたしは、運転免許を持たない生活をしており、マイナンバーカードについても、個人情報流出の話を聞いたり、特に日常生活で不便を感じていなかったので、数千円のポイントと引き換えにカード情報が漏れたりしたら嫌だなぁなどと考え、特に申請はしていませんでした。
IT化の悪いところ
わたしは現代の発達したテクノロジーを面白がれる性質を持っているので、基本的に新技術などは歓迎なのですが、今回の本人確認で問題になった従来と違う点で、大きなポイントは、携帯のカメラで読み込んで、まずは機械が判断する、という点です。
平成後期くらいまでは、本人確認というと、実店舗に確認書類を持って行って、人の目で判断されたので、たとえ運転免許を持っていなくても、健康保険証と公共料金の合わせ技や、学生証、国家資格の資格者証などを出せば受け付けてもらえました。
これが、カメラ自体が免許証の形をスキャンする仕様になっており、公的な書類であってもドキュメント違いで受け付けてもらえなくなります。
業務を一律にし、労働者の負担を減らすための配慮かもしれませんが、少数派の人を排除する多様性に寛容ではない仕組みだなぁと、少し憤りを覚えました。
iPhoneの本人確認ができない時の抜け道
ではiPhoneの下取りを希望する場合、運転免許もマイナンバーも手元にないと詰むのかというと、コールセンターの方に教えていただいた裏技があります。
申込者と同一住所の家族が運転免許を持っていれば、その方の免許証で本人確認ができるとの事です。
また、公式の利用を辞退して、実店舗の買取専門店などに持って行くと、店舗によっては前述の公共書類の合わせ技でもいける場所があると思います。
マイナンバーカード取得
バイト先の先輩が、マイナポイントをがっつりもらったそうですが、カードの受け取りにかなりの時間並んだと仰っていました。
2時間くらい待ったとかなんとか。
わたしの場合は、マイナポイント事業が終了した後でしたので、オンライン申請をして、連絡が来たのが約1ヶ月後。
役所に取りに行きましたが、同じ窓口で並んでいたのが3人のみで、手続き時間も併せて20分もかからなかったと思います。はやっ!
もし、これからマイナンバーカードを取得しに行くよ、という方がいたら、1つだけアドバイスを。
アルファベットと数字を使用したパスワードをその場で求められるので、予め決めておくと良いと思います。
それにしても、有効期限10年って、10年も経ったら人の顔って、老化でだいぶ変わると思うのですが、10年後も変わらず本人だと認めてくれるのかしら?
「ご本人様のものでお願い致します亅
とか窓口で言われたらどうしよう_:(´ཀ`」 ∠):
また、2024年12月より、現行の健康保険証がマイナンバーカードと一体型のものに変わって、発行されなくなるそうなので、毎月通院しなければならないわたしは、その度に受付でトラブルになる可能性を避けたかったので、どんな風に求められて使用されるか、まだわかりませんが、その時になって慌てなくて良いように、先回りして今回作りました。
保険証使えないと日常的に困りますからね。
まぁ、こうなる前にもっと早く動いてろよ、と言われれば、返す言葉もないのですが、今回は本当に勉強になりました。