麻歩の、寝たり食ったり喋ったり

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何十回も転職したわたしの、ブラック企業の見分け方4選

 わたしは10代から働き始め、ストレスによる体調不良、パワハラ等で、アルバイトも含めると何十回も転職していて、実際何回したか自分でも正確にはわかっておりません。

 

 経済的に頼れる対象がなく、半年〜3年以上勤めた所もあれば、1週間程度で辞めた所、日雇いのバイトなど色々経験しましたが、その中で、ブラックだと思える企業の風土には共通点がありました。

 

 今日は、そんなわたしの独断と偏見による、これに当てはまったらブラック企業の可能性大!と思えるキーワードを4つ発表していきたいと思います。



 

〜目次〜

 

応募から面接、採用までが早い

 業績が良く業務拡大する場合や新規事業などを除いて、基本募集がかかるという事は、欠員が出たという事です。

 

 通常まともな大人が仕事を辞める事を決断するには、次の人の事や辞めた後の生活の事を考えて、それなりの時間と労力がかかりますし、辞めるからにはそれなりの時間をかけて引き継ぎを行ってから辞めるはずです。

 

 入社して前任者からの引き継ぎ期間が皆無かほぼ無い場合、退職希望者がそれができないくらい環境が劣悪で精神的に参って逃げるように辞めたか、経営者サイドと関係性が悪化してケンカ別れの様にして辞めたかのどちらかです。

 

 妊娠や旦那さんの転勤などの円満退社でない事は確かです。

 

 

担当業務のマニュアルがない

 人間関係が悪くなかったり、仕事内容や条件が契約書通りだった会社は今まで全て、入社時に研修の時間や紙のマニュアルがありました。

 

 実際の仕事はやりながら覚えるにしても、その仕事の世界観だったり会社の風土などは部外者にはなかなかわからないもの。

 

 専門業務にしても、1回で全て完璧に覚えられる人は稀です。

 

 後から見直して、実践しながら記憶に定着させるために、用語だったり画面コピー、操作マニュアルなど、業務上必要な資料が揃っていない、そもそも存在しない会社は、ブラックである可能性が高いです。

 

 前任者も、その前の担当者も、全員まともな研修を受けておらず、担当者から口頭で説明されるため、自分自身でマニュアルを作ったり、気が弱くて自信がないのに質問できないまま引き継いで、データがぐちゃぐちゃであったり、高速説明に付いてこれない新人に感情的に怒鳴ったり、自分は苦労して覚えたからお前も嫌な思いしろ!と言わんばかりに不親切の連鎖が起こります。

 

 わたしが入ったからにはこの流れは絶対に止めますが、多くの場合この手のパワハラって連鎖します。

 

非正規なのに職務範囲が変動する

 総合職でお給料が高く全国転勤させる場合や、中途で管理職も見据えている大企業とかなら話は別で、これはそうではない無名の中小企業のお話。

 

 事務で入ったのに営業やらされたり、完全内勤だったのに車の運転をさせられたり、契約にないビルの清掃や取り立てをやらされたりとかがこれですね。

 

 また、職場環境に絶望して辞めた方の後任を募集すれば良いのに、新規採用せずにいる人に業務丸ごとスライドさせて負担を強いたり、そもそも業務範囲が広すぎる場合。

 

 わたし、簡単な入力を伴う事務で入ったのに経理や総務の手続きまでやらされた事あります。

 

 わたし自身は抵抗がないのですが、事務なのに督促の電話をかけさせられたり、1日中テレアポの様に何十件も架電業務を突然課される事に抵抗を覚える人は多い様です。

 

 

人間関係の良さをアピールしている

 今まさにわたしの職場がそうなのですが、やたらと集合写真を撮りたがったり、SNSやLINEなどのメッセンジャーアプリで業務時間外も繋がろうとする職場はヤヴァイです。

 

 何がヤヴァイかと言うと、仕事とプライベートの線引きがなくなるからです。

 

 アカウントの有無を聞かれたり、友達登録を強要して仲良しアピールする所はヤヴァイです。

 

 そういった写真や情報は、Facebookや募集広告に使われ、次の欠員が出た時の釣り餌にされます。

 

 皆さんは騙されないで下さい。

 

 本当に仲が良いという事は、SNSで繋がっているかとか、頻繁に連絡を取っているかどうかでは決まりません。

 

 一度教えたら最後、業務時間外に仕事のメールや電話がバンバンきて、秒で返事をしないと、どこぞのブラック企業の様に教育教育指導されます。

 

 面接用の捨て電話を契約して採用されてしばらくしたら解約するか、表向き解約した事にして着信拒否するのがベターだと思います。

 

 わたしはストーカー気味の上司がいて怖いので、後者を使っています。

 

 ただ、嘘の設定をすると急に休みたくなった時に自分の携帯からかけられない等不便な場面も出てくるので、強く自己主張できる方なら、最初から、

 

「私、プライベートでは一切仕事しないって決めてるんで」

 

などと序列が決まる前に爽やかに断れたら良いですね。難易度高いですけれど。

 

あとがき

 そんな感じで、わたしがこれまでの人生経験から感じたブラック企業の見分け方4選でした。

 

 これはあくまでわたし個人の経験に過ぎませんが、これに当てはまる企業は全てブラックで、従業員の定着率が悪く、独特の習慣や、悪習を見てみぬふりする所があり、働きやすい環境ではなかったです。

 

 内部環境については入ってみないと知りようがありませんが、今はインターネット全盛期です。

 

 面接を受けたい企業があったら、その会社を必ず検索してみてください。

 

 公式HPは必須ですが、それ以外にSNSやブログなども見てみてください。

 

 やたらキャンプや飲み会などの仲良し写真を紹介していたり、担当者名を入れてブログを頻繁に更新させている場合は要注意です。

 

 そういった発信を、集客のためのWeb戦略として、勤務時間内に、必要経費を負担した上で従業員にやらせている場合は良いのですが、あまりにも映える写真やネタが多かったりする場合、従業員が勤務時間外に無償でネタを考え打ち、自腹で飲食代や交通費を払って撮りに行かされている場合があります。

 

 一般人の日常って、忙しくてそんなにキラキラはしていないです。

 

 ですので、あまりにも流行のお店や映えスポット、最新の話題などキラキラ感が強い会社では、⚪︎曜日のこの番組とあの番組は必ずチェックしておけ!とか、時間外の労働にみなされない拘束時間が事実上強制されている場合があり、自分が入社した際にやらされる確率が高くなります。

 

 全ての企業がそうだと言っているわけではなく、あくまで目安ですが、リスクの1つとして頭の片隅に置いておいていただけたらと思います。