麻歩の、寝たり食ったり喋ったり

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マスク生活で人が嫌いになった話

 

 新型コロナウィルスが5類になり、決められたルールがある場所以外でのマスクの着用が自由になりました。

 

 今日は、屋外ではマスクを外して歩いているわたしが、早朝びっくり仰天した話について書こうと思います。

 

突然の口撃

 朝、出勤しようと早足で歩いていると、前方に知人のWさんが見えました。

 

 「おはようございます亅

と、わたしが少し後ろから声をかけると、

 

「ああーーーーーーーっ!!!」

 

 突然大きな声を出すWさんに驚くわたし。

 

 え?え!?

 

 続け様に彼女は、

 

「マスク外してるから誰だかわかんなかった〜〜〜!!」

 

と、大声で叫びました。

 

 え?何この人…めっちゃ失礼じゃない?

 

 その時点で、かなり嫌な気持ちになりました。

 

 

追加の口撃

 かなり嫌な気持ちになったので、会釈して早々に立ち去ろうとしたわたしに、Wさんが追撃を浴びせます。

 

 「背高いんですね。気づきませんでした亅

 

 立ち去ろうとした時に、まさかの追撃。

 

 

 完全に引いてしまって、この人が無理になりました。

 

容姿に関する感想について、ここが許せない!

 Wさんに限らず、わたし、人の容姿について悪口と取れる感想を伝えてくる人、無理なんですよね。

 

 人の顔が認識できない病気であったり、事情がある方はわかります。

 

 が、特に髪型やメイクを大きく変えたわけでもなく、普段通りであったわたしに対して、「誰かわからない」というパワーワードは明らかに失礼です。

 

 マスクを外した顔が思っていた以上にイマイチであると感じた。

 

 例えば、顔でか!アゴ長っ!肌汚っ!とかでしょうか?

 

 もしそれが事実であっても、そうでなくとも、それを相手に伝えるのはどうかと思います。

 

 咄嗟に話しかけられて言葉が出てこなかった、ならまだ話はわかるのですが、「誰かわからなかった」と余裕のある発言をされているので、その時点で誰であるか認識できているはずです。

 

 それなのに、わざわざ失礼な言葉を選ばなくても、と思いました。

 

 また、身長というのは生まれつきとか、遺伝で決まっていて、日常生活で自分好みに高くしたり低くしたりする事ができません。

 

 それをいじってくるというのは、どういう神経しているのだろう?と引きました。

 

 その日わたしは7cmのヒールを履いていたので、そのせいでは?と思ったのですが、会話したくなくなったので、言うのをやめました。

 

 また、仮にも女性に対して、背が高いと表現して本人に伝えるのはモラルが欠如しているとしか思えません。

 

 その方にしてみれば、低身長自慢か、はたまた軽い気持ちで思った事を言っただけかわかりませんが、持って生まれた変えられない容姿、大きさ、肌の色、体型、サイズなどを他人から何度も指摘されて傷つきながら生きてきたり、傷ついたことをその場で本人に言えない人も多いです。

 

 容姿について、令和のこの時代に、褒め言葉でなく批判するなんてもってのほか。

 

 貴方はどれだけ自分の容姿に自信があるんだ?と、つい厳しい見方になってしまいました。

 

 言われた方は、ずっと覚えているので、言わない方が良いです。

 

あとがき

 マスクを外した状態で人と会って、変なことを言ってきたのは、現時点でその方だけだったので、マスクをする・しないも自由だし、マスクを取ったお顔を批判するのは良くない、という事を書かせていただきました。

 

 はっきりとブス!とか、悪口とわかる文言を使っていない所が巧妙でずるいんですよね。

 

 わたしも何故この日、この方に声をかけてしまったんだろう。

 

 急いでいて気が付かないフリをして通り過ぎれば、嫌いになる事もなかった!…と後悔しました。

 

 無視して通り過ぎて、後でやりづらくなったら嫌だな、という打算があったからなんですけどね。

 

 今回の件で、わたしがWさんと個人的に仲良くなってLINE交換したり、お茶したり買い物したり、という世界線は完全になくなりました。

 

 信頼関係ができていない状態で言葉の刃で致命傷を与えてしまうと、修復が不可能になるので、他人の容姿についてネガティブな指摘をするのは控えた方が無難、というお話でした。

 

 こういう心ない感想を無邪気に言う人がいるから、人前でマスクを取るのが恥ずかしかったり怖かったり、自分の顔を好きになれない被害者が出てきてしまいます。

 

 心の中で思った事と、他人にぶつける言葉は必ずしも一致する事が誠実とは限らない、再認識したのでした。