この度、本作品をクリアしました。
今回の記事は、ネタバレありとなっておりますので、まだプレイしていないという方は、前回の記事をお読みいただいて遊んでくれたら嬉しいです。
前回記事はこちら
大まかな感想
一言で言うと楽しかったです!
王道RPG的な要素も持ちながら、旧作が好きな方にも懐かしくて刺さる要素が取り入れられていたり、現代風に遊びやすくなっていた点も評価します。
魂を捧げる、という独特の文化に名誉な事と感じるキャラクターたちに恐怖すら覚え、なかなか感情移入できない部分もありましたが、ストーリーが進むにつれて、皆の事が大好きに!
好きなキャラクターの話とか
お節介のヴァル、心優しいヒナ、完璧に見えてどこか抜けているパルミナ、本音がダダ漏れのモートレア、仲良くなるにつれてふざけるジュリなど、皆魅力的ですが、その中でわたしが特に好きだと感じたのが、感情豊かなカリナでした。
ジュリが旅立ちを決意するきっかけも彼女ですし、可愛くて、意外な特技があって、気持ちをストレートにぶつける事で、周りを動かせるエネルギッシュな彼女は、自分とは真逆の人間でとても素敵に感じました。
特に好きなエピソードは、邪魔な岩をどかしてもらうのを手伝ってもらうためにお願いしなければいけない場面で、冷静に話をするはずが、ブチ切れて街の人やご両親と盛大にケンカしてしまうシーン。
一瞬台無しにしてしまうのだけど、自分が悪いと思ったら素直にごめんなさいやありがとうが言える所も可愛いなと思いました。
そんな彼女の成長物語を見れて幸せ‥ですが、一番成長したのは本にまみれて生活していた小生かも(笑)と思いました。
そうそう、ロロバッゾは本好きにはたまりません。リアルに住みたい街です。
エンディングとか
ヒナは途中気持ちを踏み躙るような悲しい事になってしまって、オーリンも、出会い方が違っていたら、きっと兄貴と呼べる家族になっていただろうなとか、重い展開が続いたけれど、最後にちょっとだけ救いがあったのが良かったです。
自分のおじいちゃんのことをヴァル爺さんとは呼ばないから、多分だけどヴァルはヒナを思って生涯独身を貫いたんじゃないかな。
クリア後のシナリオで出てきたあいつが一番人間っぽいかも。
だって1日でも長く楽して生きたいもの。
サボテン日記にも道中何度も癒されました。
彼(?)の影響で自宅にサボテンの鉢を購入したのはうん十年前の楽しい思い出です♪
総評
ローディングの長さやバグなどは見られたものの、遊びやすく、キャラクターも魅力的で絵が綺麗。
シナリオも飽きずに遊べて、旧作を知っている人には懐かしい演出も感じられ、楽しい時間を過ごせました。
総プレイ時間は50時間ほどでした。
まだ遊んでいない方は、前作を知らなくても全く問題ないので、ぜひ遊んでみてください。