麻歩の、寝たり食ったり喋ったり

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Missing teeth 〜治療完了〜

 コンビニでご飯を食べている時に突然歯を失ってから1年ちょっと。

 

 やっと全ての治療後が完了しました!

 

 総額60万近くかかりました!

 

 今日は、治療の内容や、今後の事を少しお話ししたいと思います。

 

 

更なる虫歯、発覚

 そもそも何故こんなにかかったの?というお話なのですが、コロナ禍で医療スタッフさんの欠員が出て手術の日程が変更になった事、状態の悪い歯が何本かあり、歯を残すための保険外の根管治療を行った事などが主な原因でした。

 

 抜髄といって悪くなった神経を抜いて、その中の炎症を治療して洗浄し、元神経が入っていた場所にお薬の詰め物をして蓋をするのですが、わたしの場合、その神経の形がまっすぐではなく、曲がっていたり、入り組んでいて特殊だったため、洗浄するのに高い技術が必要で、大変だったとお医者さんが言っていました。

 

 癖のない形状の方だと、もっと少ない回数で終わるそうです。 

 

 また、治療後に噛み合わせ等の問題が出ないよう、何度も仮歯を作って念入りに調整、確認をする歯科医院だったため、長期間の経過観察になりました。

 

 今はその悪かった歯も、最初に失った歯と同じセラミックにしています。

 

 根幹治療自体は全く痛くなかったのですが、被せ物と歯の間に隙間ができないよう歯肉の形を変える手術がめっちゃ痛くて涙でした。

 

 いつも終わった日から翌日まで頭痛がひどく、仕事などはできないような状況でしたね。

 

 その他にも虫歯が数箇所あり、全てを自由診療で支払うのは困難だったため、軽い箇所は保険治療でお願いするなど、保険治療と自由診療を組み合わせる融通の効くご提案をしていただき、なんとか治療費を捻出する事ができました。

 

 投資家になったのが大学入学前の数年前ですが、投資家になっていなければ払えませんでした。

 

 自分の顔面から歯が消えた時は絶望しましたが、ある意味運が良かったかもしれません。

 

現在の状態

 最後の手術から1ヶ月以上経ちましたが、丁寧に治療していただいたおかげで、現在暮らしに何の不自由もありません。

 

 固いものを食べないように気をつけなければなりませんが、元々わたし、固いもの嫌いで食べないですし、違和感や痛みなど全くありません。

 

 事情を知っているのは、親しい家族や友人のみですが、口を開けてもどの歯が作り物で、どの歯が本物か、見た目全く区別がつかないそうです。

 

 すごいですよね!

 

今やっている事

 今は虫歯ゼロになったので、今後は歯を失わないために、保険外のクリーニングによるメンテナンスを行なっていこうというお話になっています。

 

 現在は、自由診療の機械で、歯と歯茎の高圧洗浄のような、痛みの少ない菌を丸ごと破壊するようなメンテナンスを行なっています。

 

 これも、保険治療より少しお高くなってしまうのですが、保険治療で歯落としきれない汚れを一掃する事ができ、数ヶ月置きにこれを行うことで、今後起こりうる虫歯や歯周病を予防できるかもしれないそうです。

 

 そういった悪状況に陥る前に、悪い菌は潰してしまいましょう!という事ですね。

 

 クリーニング自体は全く痛くないのですが、汚れや菌を根こそぎ破壊するので、引くくらい出血するのと、クリーニング後3日くらいは歯磨きの時に痛みや出血がありました。

 

 トマトジュース?くらいの色の吐血で大丈夫これ?と思って歯科衛生士さんに聞いてみましたが、正常との事。

 

 その後痛みや出血はなく、悪かった歯茎の状態も元に戻ってきていると思います。

 

 長く生きると、色々なところにお金がかかって大変ですね。

 

 次回はまた3ヶ月後にメンテナンスに伺います。

 

 保険外なので、歯茎を刺す痛い検査とかもなく、30分くらいで帰れます。

 

あとがき

 いつ終わるのか、先の見えない状況や高額支払いに不安でしたが、今は仕事中に仮歯が取れる心配もなく日常生活を送れるのは本当にありがたく、治療して良かったです。

 

 良いところばかり書いたので、治療を検討している方のためにデメリットもいくつか。

 

 真冬に気温が0度前後になる日が続いたとき、なぜか外に出ている時だけ歯が痛む事がありました。

 

 ズキズキ、ゴォンゴォンといった感じで、激痛ではないのですが、何日も続き、無視できない状況だったので、歯科医院で相談したところ、虫歯や歯茎の病気ではなく、人工的なものを入れて治療しているため、その素材が冷えを伝わりやすくしてしまい、神経が生きているところに響いて痛みが生じていたそうです。

 

 例えば、どこも悪くなくても、冷凍庫に入れていたキンキンに冷えたバッドを体に当て続けられたら痛いですよね。それと同じです。

 

 保険外の薬を塗っていただき、数日で完治しましたが、このように急激な温度変化や気圧の変化で思わぬ影響を受けるため、日常生活では大丈夫でも、人によっては、極寒の季節や登山、飛行機など、旅行が好きな方には思わぬところで神経痛に襲われるかもしれません。

 

 また、先生方は永遠に治療した歯が使えるようにと願って手術しているけれど、その人の生活習慣や事故、噛み合わせなどによって、折れたり劣化したり、素材自体の寿命で再治療が必要になる場合もあり、生涯に何度も手術するような場所ではないため、そのようなリスクも抱えることになります。

 

 美容や医療については、個々人の考え方があると思いますが、もし健康な方で自分の歯に気に入らないところがある方は、わざわざそれを壊さずに、持って生まれた素材を活かす方向で考えた方が、人生トータルでは気にかける材料が減って楽なんじゃないかなと思います。

 

 どうしてもそこにリソースが割かれるので。

 

 なので、自分で稼いだお金で美容に投資する方を全く否定していませんが、健康なものを敢えて壊そうとする方には、勿体無いよ?将来こういうメンテナンスが必要になるよ、というお話をしています。

 

 天然の歯が、どんな高級素材よりも最強の財産です。

 

 もう今後抜歯や手術なしでおばあちゃんになりたいなぁ。

 

 ご参考になれば幸いです。