麻歩の、寝たり食ったり喋ったり

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子供の頃、親につかれていた嘘の話

 みなさんは、子供の頃に、親にずっと嘘を教えられていたと気がついた事はありませんか?

 

 それは教育のためだったり、体裁を守るためであったり、大人の都合であったり。

 

 今日は、3つの嘘を思い出したので、みなさんと共有したいと思います。

為替は子供には買えない

 昔、我が家では、ネット通販なるものは禁止でした。

 

 サン宝石が流行っていた時は、クラスの子にお金を渡して、代わりにアクセサリーを買ってもらったりしていました。

 

 ある時、悠久幻想曲のローラのテレカがどうしても欲しくて、入手するには為替の購入が必要でした。

 

 親に許可を取ろうとすると、

 

「子供に為替は買えないよ」

と言われました。

 

 その日、たまたま通っている書道教室で、グッズが買えなくてショックを受けているわたしが何気なくその話をしたところ、

 

「郵便局に行って聞いてごらん。普通に買えるら」

 

と、先生が親切に教えてくれました。

 

 買えないと親が言っていたと伝えると、大丈夫だよ、と。

 

 家に帰って、習字の先生がこんなふうにを言ってたよ、と親に伝えると、許可がおりて無事グッズをゲットすることができました。

 

 この時から、親は他にも嘘を教えているかもしれない、と思うようになりました。

 

 古い家で、新しいものを毛嫌いする家柄だったため、通信販売を何か怪しい物、と断定していて、子供に手を出して欲しくなかったのだと思います。

 

パチンコ屋に入ると、怖い人にトイレに沈められる

 父がギャンブラーでした。

 

 両親はわたしが生まれた時から仲が悪く、母はわたしに、ギャンブルが好きな父のようになってほしくなかったのだと思います。

 

 19歳の時、パチスロをしていた当日好きだった方と仲良くなりたくて、ドキドキしながら10,000円札を握り締めて店に入りました。

 

 お金を入れるサンドの場所や、目押しもわからないわたしに、店員さんは優しく遊び方を説明してくださいました。

 

 また、よくお客さんで、当たったのにボーナスを揃えられない方、おばちゃんや、おばあちゃんが多いですが、目押しをしてあげると、席を立って缶コーヒーをお礼に差し入れてくれたりして。

 

 怖い人なんていないどころか、そんな、名前も知らない誰かの、その場限りの優しい親切が、とても居心地良くて好きでした。

 

 

お父さんの給料は10万円

 うちはとにかく、エンゲル係数の高い家でした。

 

 人生いつどうなるか分からないから、良い物を、食べたいだけ食べる!という家で、わたしも実家にいた時は、随分と整った食生活を送っていました。

 

 でも、母は言うのです。

 

 うちは貧乏だよ、お金がないよ、お父さんの給料は月10万円だよ。

 

 ある日、算数がわかってきたわたしが、スーパーで5000円札を出した母に対して、

 

「お父さんのお給料10万円じゃないよね?」

 

と聞いたところ、

 

「10万円だよ。家にはお金がないよ。他の子とは違うんだよ」

 

 その話を書道教室で習字の先生にしたところ、

 

「10万円て事はないでしょw」

 

と笑われました。

 

 子供心に、何かおかしいとは思っていました。

 

 ただ周りにはお金持ちの子がたくさんいて、うちは制限も多かったため、子供の頃家が貧乏だと思っていました。

 

 大人になって、初めて部屋を借りる時になって、父の給料が10万円より多かったことを知りました。

 

あとがき

 今思い出したのが3つだけですが、掘り起こせばもっとあるかも。

 

 みなさんも、何かしら思い当たったり、もしくはご自身がお子さんに嘘をついていたりするのではないでしょうか。

 

 大人の都合ではあるけれど、子供の年齢や影響を考えての教育上の都合でもあると思います。

 

 お金ない、は言われた事ある人多そうですね。

 

 良かったのか悪かったのか、親が教育上の都合で嘘を教えている場合があるということに気がついたわたしは、親が反対したり、悪く言う事に対して、果たして本当にそうだろうか?と、自分自身で調べるようになりました

 

 親が自分より詳しくないこともあるのではないか、と。

 

 それが今の、投資や勉強、クレジットカード活動などにつながっていると思います。

 

 親を信じないとか、無下にするわけではなくて、相手の言い分を聞いた上で、自分の頭で考えて行動するのが大人の醍醐味だと思います。

 

 なぜ親が嘘を教えたのか、大人になった今なら理解できるので笑い話です。

 

 ふと懐かしく思ったので書きました。