麻歩の、寝たり食ったり喋ったり

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Missing teeth 〜経過観察〜

 

 以前こちらの記事で、事故で突然歯を失った話を書きましたが、今日は、現在の状態についてお話しします。

 

 

www.mahousagi.com

 

歯医者のイラスト「治療中」

悲劇、再び失われた歯

 仮歯処置から3週間、朝ご飯にホテルブレッドを食べていた時、再び悲劇が。

 

 

 違和感・違和感・違和感・ぽとーん。

 

 

 その日は朝からバイトだったの、に突然歯が抜けました

 

 しかも、最悪なことにその日は歯科医院が休みでした。

 

 念のため昼休みに電話をしてみましたが無駄でした。

 

 マスク生活なので周囲にはバレませんが、高額な土台が壊れるかヒヤヒヤしながら柔らかいものを選んで奥歯で流し込むように食べました。

 

治療の方針が決定

 仮歯は、セラミックの歯に付け替えられるように、あえて外れやすく付けている、と言う説明を事前に受けていたのですが、今回のように突然抜け落ちた時に、出先だったり、すぐに病院で処置ができない場合がいつ発生するのかわからないのが怖い、という話をしたところ、虫歯の治療をしてから、1ヶ月後の来院で、本格的なセラミックの歯を作るための型を取ることになりました。

 

 またその1ヵ月後に歯科技工士さん立ち会いのもと、本格的な着色、装着の調整に入るそうです。(ここで約20万円かかります)

 

 天然歯が真っ白な人はいないので、作成する歯を、周辺の歯も含めてホワイトニングして真っ白にするか、自然な色合いにするため、黄ばみなどの加工をするか聞かれましたが、これ以上この件を長引かせたくなかったことや、今まで天然歯で生活してきて特に支障がなく、また、1本真っ白にしてしまうと、他の歯の調整に時間やお金がかかってしまうため、自然な着色を施してもらうことにしました。

 

 わたしは、日常生活の中で美容の優先順位が低いため、このような選択をしましたが、見た目にこだわる方は、徹底的に真っ白にして、文字通り陶器のような、芸能人顔負けの整った歯を手に入れることが可能なのだそうです。

 

高額な自由診療を受けて分かったこと

 今まで歯医者は大嫌いな場所でした。

 

 歯茎の検査をしますと言われ、ピンセットのようなもので親の仇かと思うほどグサグサ刺され、血だらけになり、歯のお掃除をしますと言われ、生きているのが辛くなる位の痛みを長時間与えられ、傷ついた歯茎が腫れて、翌日顔がパンパンになったこともありました。

 

 気絶したくなるほど痛いのに、全く配慮されず、治療のためと称して口の中に挟まれた医療用の洗濯バサミみたいなものが、歯茎にグサグサ刺さったまま、ガリガリ歯を削り、痛いと申告しても、は?と塩対応されたりしました。

 

 今回も、「歯茎の検査をします」とか、「歯のクリーニングをするけどよろしいですか?」と言われ、嫌です、とは言えず、震えながら診察台にいましたが、ものすごく配慮してくださるので、全くの無痛と言うわけではありませんが、医療器具も痛いところに当たらないようにしてくださったり、痛みの強いところはより慎重に対応するなど、ただ機械的に手を動かすのではなく、こちらの様子を伺いながら、丁寧に進めてくださいました。

 

 自分は美容系ユーチューバーでも、インフルエンサーでもないので、こういった審美歯科的なところに行く事は避けていましたが、もし最初から、こういった場所を選択していたら、歯が折れるほど弱ってしまう事はなかったかもしれません。

 

 院長先生をはじめ、医師の先生、衛生士さんや受付の方など、すべての方の技術レベル・接客レベルが高く、最初に電話した時に、予約なしで話を聞いてくれ、その場で当日の来院時間を設定してくださったのはさすがだと思いました。

 

 ホームページを見て、いいな、と思っていた、とある駅前の歯科医院に電話をかけたら、歯が失って困っている状態の人間に、「予約がないと…www」と、事情を話したのに予約できる日時すら確認してくれなかったんですよ。

 

 さらに突っ込んて聞くと、「2週間後ならできますけど、予約がないと…www」と追い討ちをかけるように言われ、前歯が欠けた状態で2週間過ごせ、と平然と言える神経に驚愕しました受付って大事です。

 

 

 お世話になっている今の歯科医院さんは、今回仮歯が取れた時も、嫌な顔ひとつせず、すぐに予約を入れてくださったんですよ。

 

 また、他の歯科医院では、治療後に半日ぐらいショックで寝込んだり、食事をとることができなかったのですが、こちらの歯科医院では、建物から出てすぐにご飯を食べることができます。(食事してもOKなのは確認済みです)

 

 しかも、痛みや不快さなく、硬いものさえ避ければ普段と同じ食事ができるのですよ。

 

 すごいですよね!

 

 これは、初めて人工の土台を作るオペをした後に食べたスフレドリア。

 

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 これは、歯茎の検査と歯のお掃除、本格的なセラミックの歯を作るためのプレートを作った後に食べた苺のパンケーキです。

 

 

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 こういった美味しい食事が躊躇なくでき、まさかお店の人も、目の前のお客が歯がないとは思わなかったと思います。

 

 自由診療なので、個人消費者の視点から見て高額だとは思うのですが、高い技術レベルを持っていることが素人目にもわかります。

 

あとがき

 自由診療を経験して分かった事は、もしかしたら、歯科医院が苦手な人ほど自由診療の歯科に行った方がいいかもしれないと言う事です。

 

 保険診療の全てが悪とは言いませんが、看板だけ出してこちらの希望や反応を無視して機械的に進めるところが非常に多いです。

 

 急なトラブルがあって緊急で近所の歯科医院に行った結果、トラウマになっている人が多い感じがします。

 

 それらは、上手で丁寧な歯科医院に行くと、あっさり解決するかもしれません。

 

 そして、わたしのように、歯を失ってしまうと、修復するのに莫大なお金がかかるため、本来であれば定期的にメンテナンスに通ったほうが、長い目で見れば節約になるでしょう。

 

 ちなみに、わたしの200,000円の人口歯ですが、20,000円を払って保険をかければ5年保証がつくそうです。なんだか家電みたいですね。

 

 歯だけにそんなにお金をかけられない人でも、これは自由診療、これは保険診療と、無理のない範囲での治療計画を受け入れてくれたので、言われるまま自由診療全てを行わなくても、嫌な顔される事はなく、保険診療の部分でも丁寧さは変わりませんでした。

 

 というわけで、トラウマがある方ほど、自由診療受けてみてはいかがでしょうか、と言うお話でした。

 

 3ヶ月後くらいには、新しい歯で元の生活に戻れる予定です。

 

 それまでしばらくは安静にします。

 

 みなさんも、もっと歯医者行っとけば良かった〜〜。゚(゚´Д`゚)゚。ってならないよう、ご自愛くださいね。