携帯電話の月額料金って、結構バカにならないですよね。
わたしは、月々8000円から12000円くらいかかっています。
今年(2019年)9月から、総務省が大手通信会社各社に対する、携帯電話の契約期間2年縛り、解約違約金9500円を課す事に制限を加えました。
それにより、期間満了前でも、ユーザーが違約金の事を気にせず、自由に携帯会社を変更出来るようになりました。
今日は、格安スマホプランに変更したわたしが、使ってみてどうだったかという話を、ざっくりしたいと思います。
~目次~
月額料金は、なんと1980円
わたしが乗り換えたのは UQ mobileの、3ギガなら月々1980円という1番安いプランです。
ちなみにこのプラン、18歳以下の学生さんだと最大13か月980円という破格の料金に変わります。
ファミリーで使う方だと、家族割で2台目以降1480円から割引にすることもできたりします。
イチ・ヨン・パー!で有名な深田恭子さんのCMでお馴染みですね。
契約台数が多ければ多いほど、お得です。
激安回線や、乗り換えで起こるデメリット
良い点ばかりを強調しても仕方がないので、ここからは、格安回線のデメリットも書いていきます。
データ通信低速
この格安プランでは、高速通信が3 GB までしか使えません。
ツイッターやネットサーフィンなど、通常の利用で、使い物にならないくらい遅いという事はあまりないのですが、社会人の昼休みや、帰宅時にかかる時間帯だと、回線が混み、Windows 95!?…と思うくらい、なかなか読み込まれなかったり、遅さが気になる事があります。
時間帯によっては、本当に低速?と、全く操作が苦にならないこともありますし、こればかりはその時の運でしかありません。
動画を長時間見たり、解像度の高い写真やイラストを眺めたりする方には厳しいかもしれません。
そういう時は、高速モードに切り替えると、秒で繋がります。
低速・高速を切り替えるには?
あまりにも遅くて使い物にならない時や、急いでいる時は、ポータルアプリを使ってワンタッチで高速低速を切り替えることができます。
こちらは契約時のマニュアルに沿って、簡単にダウンロードができます。
操作も本当に簡単です。
ただ低速モードだとこのアプリの立ち上げも困難な事があります。
薬局で買い物をしていた時、あるアプリと連携しているお店だとは知らずに、レジで、
「アプリを出していただくとポイントが付きますよ」
と言われ、立ち上げようとしたら、全然立ち上がらず、後ろに人が並んでいましたので、
「じゃあいいです」
と言い、ポイントを泣く泣く取り損ねたことがあります。
ポイントアプリや決済アプリを頻繁に使っている方だと、こういった場面でロスしてしまうかも。
でも、こういったケースは、入店時にあらかじめアプリを起動させておけば回避できる事だと思います。
2年目以降、高くなる
これは、公式サイトにも明記されている事ですが、格安スマホプランの料金は、あらかじめ割引料金が適用されている数字です。
そのため、プランS 1,980円/月、プランM 2,980円、プランL 4,980円2年目以降は1000円高くなります。
解約違約金はかからないので、高くなるタイミングで、さらに安い通信会社があれば、乗り換える事もできますし、値上がりしたとしても、他社と比べ十分に安いので、使い続けるメリットの方が大きいと思います。
自宅Wi-Fiや、ある程度の知識、自分で調べる行動力が必要
わたしは、電話番号を変えずに乗り換えする事を選択したため、料金プランの相談や、ナンバーポータビリティ(MNP )の転出届に、何度もショップに通いました。
要領の少ない古いスマホを一心したかったのと、初期費用や事務手数料も抑えたかったので、中古のiPhoneを用意し、MNPの転出手続きや、SIMロックの解除まで、自分で調べてやりました。
このような手続きは、普段あまりする事がない人が殆どだと思うので、調べて理解するのに、ある程度の時間がかかります。
また、わたしは運転免許を持ってませんので、転出手続きをする際に、身分証として、別途住民票を取りに役所に走らなければなりませんでした。
昼間働いている方だと、役所の開いている時間に動くのが厳しい場合もあるでしょう。
また UQ で iPhone を使ってインターネットをするには、プロファイルのインストールという過程を踏まないと、ネットワークサービスを利用することができません。
これをするためには、自宅 wi-fi環境が必須となります。
こういった労力を、めんどくさいと思うか、安くなるからいいか、と恥を捨てて人に質問できるかどうかは、その人の考え方次第です。
こんな人には格安スマホプランが向いている、かも
最後に、わたしが思う、格安スマホプランが向いていると思う人について、まとめて締めたいと思います。
友達が少ない
このプランは、電話をかける事を前提作られていません。通話はできますが、30秒毎に20円かかります。
おしゃべりプランに別途契約すれば、国内通話5分以内なら無料というサービスを受けることができますが、5分経ったかいちいち気にしながら話すのって、考えただけでなんか疲れます。
親しい友人や家族には LINEやSNSで話して、本当に用事のある時だけ電話を使うという人に向いていると思います。
長期の出張などがない
外出や出張が多い方だと、出先で動画を見たりする事も多いと思います。
容量の大きなデータを扱うと、データ残量があっという間になくなってしまいます。
自宅で無料 wi-fi の利用が多く、ここぞというときだけ高速通信を使う、という方にはいいと思います。
余ったデータ残量は、翌月まで繰越使用可能なので、沢山余らせると、次の月に余裕を持った使い方をする事もできます。
もし高速通信の残量がなくなってしまった場合でも、データ残量を追加課金すれば、高速通信をする事ができます。(但し、この追加分に関しては繰越できないため注意)
自宅にWi-Fiがある
スマホ自体が、ネット環境がある人を前提に作られているので、自宅 wi-fiがないと、そもそも最初の設定ができません。
便利になるため、新しい事を勉強したり、調べたらする事に抵抗がない
ショップに足しげく通ったり、わからない事があっても、臆せずに質問したりする行動力が必要です。
これが嫌であれば、お金を払ってショップの店員さんにやってもらうという方法をとれます。
あとがき
以上、1ヶ月使ってみた、わたしの総括はこんな感じです。参考になりましたでしょうか?
今のところ、料金も安く、変えて良かったというメリットしか感じておりません。
無理のない範囲での節約が大好きなので、また何か気づいた事があればご紹介させていただきます。
長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。