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王族に生まれるのは幸せか?女たちの王宮を描いた海外ドラマ、クイーンメアリーが面白い

 今日お話しするのは、中世ヨーロッパが舞台の海外ドラマ「クイーン・メアリーです。

 

 史実を元に、実在した、美人で会う人を皆、虜にしてしまう、スコットランドの女王で、主人公のメアリー  ・ステュアートを演じるのは、アデレード・ケイン

 

 圧倒的な美しさと王族感が漂う彼女ですが、なんと真のクイーン・メアリーの子孫なのだとか!

 

 今日は、このドラマの見どころや、大きなネタバレを避けつつ、個人的な感想などを綴っていこうと思います。

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〜目次〜

 美しい衣装や装飾品の数々。従者の服も可愛い

 このドラマの魅力の一つである、中世ヨーロッパを再現した、美しい衣装やセットの数々は、見ごたえがあります。

 

 メアリー達王族が身につける、ドレスや王冠などもそうですが、従者達の衣装や、兵士たちの甲冑なども、いちいちかっこいいです。

 

イケメン王子様や貴族との恋愛

 また、このドラマの醍醐味でもある、イケメン王子や貴族達との恋愛ドラマも外せません。

 

 野心を持った人、優しい人、生まれながらの貴族や、他の兄弟と違う生い立ちを持つ人など、違うタイプの魅力溢れるキャラクター達が登場します。

 

 華やかなお城で、恋にダンスにパーティーに、また、時には人間関係や、自分の立場に悩んだり。

 

 このあたりが、「イギリス版ゴシップガール」と言われている理由のようです。

 

現代日本に生きる女性とは異なる価値観

 この時代の女性達は、まだ男性よりも地位が低く、女性は、高い権力や地位のある男性の力を借りないと、なかなか成功できないような社会的背景がありました。

 

 ですので、出てくる女性達は、生きるため、家族を守るため、結構したたかだったりします。

 

 今、日本で暮らしている方で、親のために結婚させられるという話は聞いた事がありませんが、このドラマの時代では、生まれた時の身分で人生がほぼ決められていて、女性が這い上がるには、身分の高い男性と結婚する以外、奇跡でも起きない限り、方法がありません。

 

 わたしなんかは、

「そんな、惹かれる人が近くにいて、両想いだったらその人と結婚すればいいじゃん」

と思ってしまうのですが、ドラマの中の人物たちは、国のため、家族のためなど、自分個人の幸せより、国や一族の繁栄などに重きを置いて行動します

 

 そんな、今の時代から見たら特殊で閉鎖的な環境ならではの群像劇としても見ることができます。

 不思議な力を持った人も

 この物語の中では、呪術的なものが信じられています。

 

 登場人物の中には、不思議な能力を持った人もいて、傷や病気を治したり、未来を予言したりすることができ、それが政治的判断に影響を及ぼしたりする事もあります。 

庶民の扱いが可哀想

 時に、何の罪のない庶民や従者が、王族や貴族の都合で身代わりや犠牲になったりすることがあります。

 

 でも、王族に生まれたら楽かと言えばそうでもなく、メアリーも王族ゆえに、名前も知らない人から恨みを買ったり、辛い体験をする事も。

 

 毎月の家賃や医療費を気にする自分としては、生活費の心配をする事なく、天蓋付きのベッドで寝て、起きたら髪結いや食事係、ドレスを着せてくれる係がいて、部屋の前には見張りが立っている生活に憧れなくはないですが、これを見ていると、王族と庶民どっちが幸せなんだろう、と考えてしまいます

タダでは転ばない、メディチ家のカトリーヌ

 事前情報などを入れずに見始めたので、カトリーヌという名前から、最初は気が付かなかったのですが、王の妻に、フランス料理を発展させたきっかけとなった、銀行家で政治的権力も持ったメディチ家のお嬢さん、カトリーヌ・ド・メディチさんおるやん!と、気が付いたらものすごく興奮しました。

 

 ドラマは史実をアレンジしているので、実際にこんな方だったのかはわかりませんが、タダでは倒れないおばちゃんです。食えない人です。ものすごく美人だけど。

 

 策略家で、常に相手の行動を先読みし、妨害を企てたり、冷淡な決断をする事も少なくなく、こんな人が近くにいたら眠れません。

 

 でも、溢れる母性があり、政治の事や、貴族の扱いをよくわかっている頼りになるのも事実で、毒にも薬にもなる人です。

 

 味方になったら心強いけれど、敵に回したら牢屋の中からでも反撃のチャンスを伺う恐ろしく強い女性です。

 

人には良い面と悪い面があると教えてくれるドラマ

 メアリーの親友ローラが、アンリ王の息子フランソワに対し、人には色々な面があるという事を諭す場面があります。

 

 それを体現するかのように、登場した時は自己中心的で思いやりのない人物に思えた人が、後にすごく魅力的な人に見えたり、寂しがりやの可哀想な人に見えたり、優しかった人が、人を欺く様になっていったり、見ていると自分の中で、登場人物に対する評価が変わっていくのがわかると思います。

 

 いつも自分の保身最優先のキャラもいますが、ほとんどの人物は、常に嫌な奴かと言うと、そうでもなく、本当にに悪い面しかない人間っていないんだな、と考えさせられます。

 

 また、意外な人が、敵になったり味方になったり、未来が 永遠にに絶たれたと思うぐらいの状況を引き起こした人物が、あ〜〜〜退場させられた〜〜〜!!このキャラ、もう出てこないのかなぁ???と思っていると、意外な方法で華麗に復活したりします。

 

 誰の事を言っているのか、あえて書きませんので、興味のある方は、ぜひ。

 

 大河ドラマ、歴史ドラマ、恋愛ドラマなど、色々な見方ができると思います。