お 最近、ひそかにハマっている事がありまして。
それは、植物。
都会に住んでいて、庭もなければ、家の中に緑もありません。緑に飢えています。
かといって、畑を借りてまで作業するのはちょっとハードルが高いです。
ベランダ菜園も考えたのですが、賃貸なので、勝手に土を撒いたりできません。
植木鉢を置くことも考えたのですが、万が一虫が大量発生したりしたら、近隣のご迷惑になったり、自分で対処できない可能性が高いため、ハードルを思いっきり下げて、栽培キットを買って、室内栽培を始める事にしました。
〜目次〜
こんなにあるぞ、庭がない方のための栽培環境
子供の頃から植物図鑑や動物図鑑を眺めるのが好きでしたが、虫のページだけは直視できませんでした。(虫は無視!!)
今日は虫が苦手な方や、庭を持っていない方向けに、少ない初期費用、もしくは少しの投資と労力で虫害リスクを下げながら、植物を生活に取り入れる方法をご紹介します。
綺麗な土で行うハイドロカルチャー
ハイドロカルチャーは、虫が発生しやすい土の代わりに、粘土を高温で焼いて小石状にした、ハイドロボールを使う栽培方法の事です。
観賞用のサボテンなど、瓶に入った丸い土を見た事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ハイドロボールは基本的に無菌なので、室内で育てれば、虫害を抑える事ができます。
水が多すぎると根が腐ったり、カビや藻が発生しますので、取り扱いには注意しましょう。
太陽光の代わりにLEDで育てる水耕栽培器
これも、畑や庭がない方向けで、LEDランプを太陽光代わりに育てる方法で、水槽のような形の入れ物や、花瓶にLEDの屋根がついたような栽培用のケースなど、多種多様です。
室内に置くと、一気に理科室っぽくなります。
安い物だと1万円前後からあり、中にはプロ用や10万円前後の物まで!
LEDの明るさが結構強いので、置き場所はよく考えた方がいいでしょう。
効率的な明るさを、機械が自動調節してくれますので、うまく発芽させられると、通常の栽培環境よりも早く収穫できたり、高性能な物だと、あらかじめセットしておけば水やりも自動でやってくれたりします。
また、毎月の電気料金数百円や、土が不要な代わりに、苗床用のスポンジや栄養剤、根腐れ防止剤などの消耗品のコストがかかります。
ずっと使っていると、水垢などが付く事があるため、定期的な機械のお手入れも必要です。
虫害を完全に防ぐ事は不可能
上述した方法であれば、虫が大量発生したりする事はあまりないとは思います。
しかし、外出先から衣類に付着するケース、網戸などから侵入してくるケース、元々の製品に混入しているケース等、100%大丈夫とは言い切れない所があります。
もっと手軽に室内栽培
これを書いている時点では、まだ水耕栽培器を持っていませんので、もっと低いコストで始められる、栽培キットを3つ使う事にしました。
1つはうさぎさん用、2つは人間が食べる用です。
これで、上手く発芽させられて、実際に収穫まで行けるか、管理がしんどくないか、どのくらい、喜びや楽しさを覚えるか、実験してみようと思います。
その上で、金銭面・健康面で植物を育てる事が生活の中でプラスになると判断できたら、機械の購入も検討しようと思います。
また、種から育てる場合、自然の物を扱っているため、どうしても発芽しなかったり、うまく収穫できないまま枯れてしまうなんて事もあります。
悲しいですが、自然相手で思い通りにいかない事もありますので、複数の種、植物を同時に育てる事をオススメします。
また、花屋さんやスーパー、食材屋さんなどで、苗を買ってくる方法もあります。
ハーブや野菜などでしたら、調理する直前にもいで収穫すれば、新鮮な食材の完成です。
観賞用や贈答用の物だと、お店が見た目や持ちを良くするために、薬剤や化学肥料を散布している事があるので、必ず食用か確認して下さいね。
今の時期(3〜5月くらい)は、気温が高過ぎず低過ぎず、種まきには良い時期でもあります。
予算やスケジュールに合わせて、気になる植物があったら、ぜひ育ててみて下さいね。
家の中に緑があるって楽しいですよ。