わたしは勉強が趣味ですが、好きな事の中でも、嫌い、もしくは苦手な分野ってあります。
やる気はすっごくあるのに、問題を解いていると眠くなってきて起き上がっている事すら億劫になる事も。
そのままソファーで足をのばしていると、根落ちして時間を無駄にしてしまう事も。
時には休息も必要ですが、これでは効率が悪いですよね。
今日は、わからない時に眠くなってしまう原因と、すぐにできる対処法をまとめました。
~目次~
勉強中に、眠くなるのはどうして?
根本的な睡眠不足以外が原因の場合、以下のようになるようです。
勉強がわからない→脳がストレスを感じる→そのストレスを、つまらないという感情に置き換える→眠い
つまり、自分自信が現在行っている行為に対して、楽しいと思えず、幸福感を感じていないという事ですね。
人間にはプライドがありますから、自身が理解できないという事実に対し、恐怖や苦痛などの抵抗が生まれます。
確かに、続きが気になるドラマに引き込まれている最中に、眠くなったりはしませんもんね。
では、この生まれてしまった「辛い」という気持ちを、「楽しい」に書き換えられたら勉強に集中できるわけですよね。
それでは、今すぐ使える対処法を、以下にまとめていきます。
自分の傾向と対策を知る
あなたは、どんな局面で眠くなりますか?
わたしの場合は、問題を連続で間違えた時です。わからない問題が連続で続いた時、とも言えますね。
とにかくこの、「わからない」の連続が苦痛で、連続で間違えると現実逃避したくなってきて、SNSやニュース、人様のブログを見てしまったり、そのまま寝てしまう事も。
ネットサーフィンは楽しく、勉強になる事も多いのですが、時には見るつもりのなかった情報まで追いかけてしまったり、自分にとって不快なものを見てしまって、受動ストレスがかえって気力を奪ってしまうデメリットもある諸刃の剣です。
あなたの眠くなるシチュエーションと、それに伴って取ってしまうマイナス行動はなんでしょう?
一度考えてみてくださいね。
対処法あれこれ
では、ご自分の傾向がわかったところで、このようなマイナス行動を取ってしまうのを防ぐためにできる事はなんでしょうか?
1つずつ挙げていきます。
血流を良くする
わからない→つまらない→眠いというプロセスは先ほどもお話しました。
ずっと座っていたままでは、血流も悪くなってきて眠気も増します。
そこで、軽い運動を挟みましょう。
大掛かりな事はしなくて大丈夫です。
ストレッチ、ウォーキングなど、部屋の中でできる程度の運動でOK。
音楽をかけるのもいいですね。
動くと血流が良くなって、気分が変わってきませんか?
関連のある単純作業を挟む
これは、ノートや参考書を眺めるだけ、参考書を書き写すだけなどのシンプルな作業です。
難問を解く元気はないけれど、何もしないわけにはいかない…そんな時の対処法です。
お気に入りの文房具があるといいですね。
わたしは書き味のよい万年筆を愛用しています。
手を動かす事で、だんだんと勉強モードになってきませんか?
人間って、やる気のない状態からでも手を動かすと、だんだんとその気になっていく生物なんだそうですよ。
関連のない単純作業を挟む
これは、必要だけど、勉強と直接関連のない行動を取って、とりあえず気分を変えようというもの。
具体的には、食器を洗う、トイレに行く、洗濯済みの服をたたむ、などです。
とりあえず脳を一時休憩させる事ができます。
MPの余力が少しある、という方は、この時間に聞き流すだけの教材を使用する事をオススメします。
仕事をしていると、普段から目も疲れますよね。
そんな時でも、目をつむって、音に耳を傾けるだけならできます。
スピードラーニングで聞き流すだけなら、目を休めつつ、効率的な復習もできちゃいます。
ながら勉強に切り替える
これは、つまらん!と思ってしまっている自分を騙しながら勉強する方法です。
適度なカフェの雑音は集中力を高めます。
出かけるのが億劫、という方は、ズバリ、好きな音楽やアニメを観賞しながら勉強し、今この瞬間楽しいと自分に錯覚させるのがオススメです。
その際、単純作業なら好きなものを観ていただいて構わないのですが、言語を頭の中で形成するような作業と同時進行するのはオススメしません。
なぜなら、言語×言語がぶつかって、作業の邪魔になるからです。
例えばわたしは、言語が流れている環境でメールを考えて打つ事ができません。
人の話し声や歌詞が気になってしまうと思考の妨げになって作業が進めづらくなるんですね。
なので、音楽ならクラシック、アニメなら日常系のほのぼのしたものなどがオススメです。
歌詞が聞き取れない洋楽もいいかもしれません。
切り替えて思いっきり遊ぶ
これはまさに、自分最近、ぜんっぜん遊んでないぞ、ぐおー!となった時の対処法です。
わたしの場合は、たまに時間を気にせずゲームに没頭したくなる事があって、その時間が取れないと、欠乏感を自覚し始めます。
例えば、週に1日くらいなら思いっきり遊んでもバチはあたりません。
友人に、難関大の学生がいますが、彼らは高い専門性を持ちながらアニメやゲームに詳しかったり、友達やパートナーとリア充しています。
遊ぶと成功できない、は間違いです。
ストレスを発散できていない感じがしたら、切り替えてリフレッシュしちゃいましょう!
思い切って休む
これは、単純作業も、遊びも、聞き流しもできないくらい疲弊した方が最後に取る選択肢です。
ここまで来ると、本格的に具合が悪く、休む以外できません。
無理に起きてやっても効率が悪いですから、栄養をたっぷり取って、お風呂に入って寝てください。
休む事で、次の日の勉強の捗り方が大幅に改善する事間違いなしです。
そして体力が回復したら、休みすぎたことをモチベーションに、これから休んだ分ガリガリやるぜ☆と突っ走れたら成功です。
おわりに
勉強は楽しいですが、先が見えない行為でもあります。
自分なりのご褒美を作ったり、今日は○ページやったぞ、と進捗を具体的に可視化すると、前進している感があって飽きにくいです。
また、勉強の目的によっては、そんなに真剣にやらなくてもいい場合もあります。
自分の興味や将来やりたい事と現状結びついていないのに、仕事で強制的にやらされている場合や、単位を取るために仕方なく勉強している場合などです。
国家試験の勉強でも、多くの人が解けないであろう難問は捨てて、100点ではなく、あえて70点を目指したりしますよね。
ある程度のスコアを出せればそれでいい、という場合は、基礎を重点的に、要点を絞って、最短催促でクリアしちゃいましょう。悪く言うとやっつけ(笑)
もし本当に必要性を感じたり、興味が沸いたらその時また勉強すればいいんです。
知りたい、やりたい、と本気で思っている時の方が、情報が良く入ります。
いかがでしたでしょうか?
何か1つでも使えそうなものがあったら嬉しいです。
あと、本当に無理な時は休んでくださいね。
勉強って、本来はとても楽しく尊い行為ですから、嫌いになったらもったいないです。
わたしも、初心を忘れず、遊びも取り入れつつ、毎日勉強を続けていきます