麻歩の、寝たり食ったり喋ったり

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人はなぜ復讐モノにハマるのか?ドラマ、リベンジについて語る

 子供の頃から勧善懲悪復讐モノが大好きでした。

 

 好きな童話は赤ずきんちゃんカチカチ山(因幡の白兎は子供心にちょっと怖かった)

 

 女の子だけど、スーパー戦隊モノも大好きで、ロボットや変身グッズなども持っていました。

 

 小学校の宿題で好きな四字熟語とその理由というの課題が出た時には、迷わず『因果応報』を選択。

 

 昔から、理不尽ないじめや悪口などが嫌いで、罪のない人が一方的に傷つけられるのが許せませんでした

 

 世の中は理不尽なことだらけですが、物語の中では、悪い奴が懲らしめられて、めでたしめでたし、みたいなの、多いですよね。

 

 今日は、子供向けの勧善懲悪ではないのですが、復讐モノが好きな大人ならきっと面白いと思っていただける海外ドラマをご紹介します。

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~目次~

 タイトルは、「リベンジ」

 まんまですね。

 

 ある女の子が、お父さんの無実を晴らすために復讐の旅に出ます

 

 海辺の家を買い、慈善活動に勤しみ、お金持ちだらけのパーティーに出る。

 

 莫大な資産を持ち、著名人や資産家など、影響力の大きい人と当たり前のように知り合いで、若くて美人で教養もあるらしい。

 

 そんな子が突然隣に越してきて、愛する息子に近づいてきた。

 

 名門グレイソン家の妻、ヴィクトリアはそれが気に入らなくて仕方ない。

 

 相手の事を調べたり、あの手この手で妨害しようとするけれど…。

 

 

 冒頭はこんな感じのお話だけど、このお話は、単なるご近所トラブルでは済まない

 

 主人公が、1人ずつ、事件に関わった人間を始末していくのだけど、新たな事実がわかったり、協力者が現れたり、協力者の中にも秘密を持った人がいたり、関係のない人が巻き込まれたりもする。

 

 復讐成功ウェーイ!ではなくて、復讐する者の心の変化や迷いなども描かれている。

 

 また、人間を相手にしているので、関っている人が、必ずしも自分の思惑通りに行動してくれるとも限らない。裏切りや駆け引きなど、予想外の事が絶えないのだ。

 お金とITの力で戦う

 わたしの大好きな海外ドラマにパーソンオブインタレストがある

www.mahousagi.com

 一言でいうと、この、PERSON of INTERESTが、お金とITの力で人助けをする話。対して、リベンジはお金とITの力で敵を追い詰める話

 

 大金を使って株や不動産などの大きな権利を買ったり、莫大な資産を動かして敵を油断させたり、監視カメラとか、過去の記録とか、色々な所にアクセスして相手の不利な証拠を集めたりしていくのだ。

 

 実際、ドラマのような悲劇はあってはならないし、観ている人も創作だとわかってはいるのだけど、もし過去に一生許せないレベルひどい事をされて、莫大な資産とIT知識があったら…という絶妙なリアリティーが作品をより面白くしている。

人が因果応報を望む理由

 

 現代人はストレス社会の中で過ごしている。

 

 いじめ、ハラスメント、マウンティングをしているのに、世間ではいい人で通っている人もいる。証拠不十分で立証できないセクハラ、パワハラが後を絶たない。社会には理不尽な事がたくさんある。

 

「やられたらやり返す、倍返しだ!」

でおなじみの半沢直樹がいけすかない悪徳上司に1人ずつ仕返ししていくドラマが大ヒットしたのも、納得できないストレスを抱えて日々働いている社会人の心を打った結果だと思う。

 

 模倣する人はほとんどいないと思うけれど、人はどこかで、悪い事をした奴不幸になれ、悪事は表に出ろ、と潜在的に思っていて、その通りになると、たとえドラマでもスカッとするのである。

 

 このドラマは、スケールが大きく、敵がしぶといので、毎回何かが起こるんだけれど全く予想がつかない。きたない大人やでー!と叫びたくなる。

 

 復讐モノがお好きな方にオススメします。