麻歩の、寝たり食ったり喋ったり

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パワハラ上司に言いたい、怒り時を間違えると、信頼をなくすぞ、という話

最近パワハラがひどい

 だいぶ落ち着いてきたなぁ…と思っていた、パワハラ上司の行動がまたエスカレートしてきまして、だいぶ参っています。

 

 ミスに対しての指摘が中心なのですが、指摘の中の半分くらいは、わたしが全く気づいていなくて、言っていただけて、ありがたーい内容も含まれるし、それについては全面的にわたしが悪い。

 

 ですが、あと半分は身に覚えのない内容。

 

 わたしは徹底的に危機回避するタイプの人間。

 

 人間なので、自分は絶対に間違えないよ!と断言はできないけれど、いくら何でもそれは…そこはいつも入念に何度も確認してるんだよだって貴方が怖いから。

 

 例えるなら、ドラマ半沢直樹で、さっきまであったはずの資料が、監査が入った瞬間大量に紛失していて、一体どういう管理をしてるんだ!!と反対派の人に怒鳴られるシーンがあるんだけど、なんて言うかそんな感じ。それはないだろ、と。

 

 そんな、事実と証明できない事実の間で揺れているわたしですが、今日は、直近の出来事と思う事を、実際にあった事を例に出しながら、頻繁にガチ切れすると、結局自分が損するぞ、という話をしたいと思います。

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~目次~

クリーニング屋さんがミスをした話

 いきなり違う話題に?と思われるかもしれませんが、話はつながっています。

 

 ついさっき、行きつけのクリーニング屋さんに洋服を取りに行ったのですが、届いているはずの服がないと言われました。

 

 来るの早すぎましたかねぇ、なーんて言っていたら、パニックになった受付の方が、

「申し訳ありません。私のミスで、日付の記載を間違えてしまいました」

と謝罪。

 

 わたしは、洋服を受け取るために、わざわざ外出の準備をしてきたから、身支度や予定の整理など、その分の労力や時間がかかっている。

 

 ただ、受付の方の謝罪が言葉通りに見えたから、それ以上は怒らなかった。

 

 怒る必要がないと考えたからだ。

 

 もしもわたしがピアニストで、明日出演するコンサートの衣装を取りに来ていたのなら、少し強めの口調で怒っていたかもしれないけれど、この件に関しては、謝って済むレベルの話

 

 普段お世話になっている方との関係を崩したくはないし、もう一度行くのは億劫だけど、怒るほどではないし、仮に怒ったとして返却が早まるわけではない。

 

「また日を改めますね」

と言って、店を後にした。

 ガチギレは信頼関係を破壊する

 子育て評論家の人が言っていたけれど、子供にガチキレするのは数年に1回とかでいいらしい

 

 頻繁に怒鳴ったり人格否定のような事を言われると、信頼関係が破壊されて、子供の方が、どうせ言っても無駄…って壁を作るんだって

 

 現にわたしの職場では、わからない事が出てきて、下の人間が独自に判断して行動する事が望ましくない時に、上司へ確認しないといけないんだけど、責任を取る立場の人間がパワハラ上司しかいない、でも聞きたくない。(感情的に怒鳴られるから)

 

 そんな時、

「○時になったら××さん来るから、その時サラッと聞いたらいいんじゃない?」

と、別の責任者を通して危機回避しようとする動きが顕著である。

 

 誰だって、

「こんな事もわからないのか!?お前いくつだ??」

と言われるより、

「このケースではこうだよ」

と優しく言われる方がいいに決まっている。

 

 感情的に、

「もっとちゃんとやって!適当に仕事してるんじゃない?」

と抽象的に怒られるより、

「この作業を先にすると間違えにくいよ」

と、具体的に言われた方がわかりやすい。

マイナスをプラスにするのは難しい

 一度嫌われると、受けては全てをマイナスに捉えてしまう

 

 前に、提出した希望シフトが間違っていた事があって、この日はOKだけど、この日は絶対ダメ、という明確な理由が自分の中であった。

 

 シフトを組んだ人間がパワハラ上司以外なら、忙しくて、NGの日見落としたのかな?って、あくまで相手が悪くない前提で、違っている事を伝えて変更を申し出るけれど、信頼関係がない人にそれをされると、これは嫌がらせ?わざと…?疑心暗鬼から入ってしまう

 

 人間の本音って、そんなものだ。

 

 もちろん社会人だから、本音を全面に出したりはしないけれど、信頼関係がないから、全てをマイナスに捉えてしまう。

 

 友達がたまたま難しい漢字が読めなかったら、「それは○○だよ」って教えてあげるし、知識なんて、その時点で知っているかどうかの話だから、読めなかった事に対して何とも思わないけど、パワハラ上司が読めなかったら、(…立場ある人間なのにそんなのも読めないのか…)と内心思ってしまう。残酷だけど、どちらも本音だ。

 

 このように、人に対して不必要に高圧的である事で、自分の所に情報が入ってこなくなったり、悪い解釈をされたり、時には恨みを買ったりと、言い方ひとつで大きく損をしてしまう

相手に変わってもらう事を願うより、自分から距離を取ろう

「あなたは最低ですね。なぜなら~だからです!」

と、できれば言いたいけれど、無用な争いは避けたいですよね。

 

 ある程度の年齢の人に、変わってもらう事を望むのは厳しいです。

 

 その年齢までそのやり方で来たのだから、目下の人間がどんな言い方で接しても、聞く耳をもたないでしょう。

 

 話せばわかる、は、あくまで良い人同士の話です。

 

 大手企業なら人事異動の可能性もありますし、自分が移動願いを出す、という手もあります。

 

 また、職種によっては難しいかもしれませんが、シフト制だったり、上司の予定が事前にわかるなら、なるべく出勤がかぶらないようにしたり、自分の内勤と上司の外出を合わせるようにして、直接関る時間を減らす、という方法もとれます。

 

 あなたの上司のパワハラは、いつ、どんな条件で起きますか?

 

 わたしの場合は、

  • スケジュールが立て込んでいる時
  • パワハラ上司の上司が不在の時
  • トイレや会社の昼休み中

 だいたいこの3つの条件が重なれば重なるほど起きやすいので、わたしが実際に取っている行動は、

  • 昼休みは外出する
  • トイレはなるべくかぶらないようにするか、パワハラ上司とは違う階を使う
  • パワハラ上司の上司が不在の時は、絶対に定時で帰る

 などです。

 

 直接的な解決にはなっていませんが、納得できない事を言われ続けて体を壊したり、同じ空間にいる時間が増える事で嫌悪感がが深まって衝突するよりは省エネがいいかな、と思います。