本記事は、宅地建物取引士試験に合格し、宅地建物取引士証の交付申請をする方のための、簡易まとめになります
前提条件
実務経験2年以上or登録実務講習を修了している事を前提に書きます。
以下の順番に進めると、話が早いです。
写真をカラーで撮る
売りさばき所で、収入証紙を入手(東京都のみ現金)
交付手数料。
売りさばき所は、都道府県によって異なる(銀行だったり、役所内だったり)ため、登録予定のの自治体のホームページをチェックです。
役所で身分証明書、住民票抄本を取る
これは、住民票の登録してある所で行います。(市役所・区役所等)
よって、実家の住所から移していない等、現住所と、登録予定の自治体が異なる方は、時間のかかる事なので、前もって住民票を移動させておいた方がいいです。
郵送で取り寄せたり、遠くまで出向く方法も取れますが、請求のための書類を書いたり、余計な交通費や切手代等がかかるので、特に理由がなければ現住所と一致させる方が無難でしょう。
本籍って、どこまで?
筆者は現在集合住宅に住んでいるのですが、本籍にアパート・マンション名は含まれるのか、気になったので、役所で聞いてきました。
結論は、「本籍には、建物名と部屋番が入らないのが普通。正確な本籍は、住民票を取って参照してください」との事でした。スッキリ!
これで、登記申請書と、登記されていない事の証明書の本籍欄が埋められますね。
本籍がわかったら、法務局へ行き、都道府県庁へ。
法務局で、登記されていないことの証明書を取得。
誓約書と申請書に日付を記入し、必要書類を持って来庁し、都道府県の管轄に提出。
その後、所定の日数が経過すると(だいたい1ヶ月前後。都道府県によって交付日が異なります)受け取れます。
1ヶ月かけてやるつもりで、焦らず行こう
以上、こんな感じで流れを簡単にまとめました。
必要書類を揃えるために5時に閉まる役所に行くのが、結構大変です。
平日仕事で埋まっていて、周囲の協力が得づらい場合は、有休や半休を取るなどして、計画的に行いましょう。
合格から1年間は、法廷講習を受けなくて良いですし、猶予があります。
ですので、手続きを始めてから1ヶ月くらいで終わらせる、近くにいい感じのカフェがあったら行ってみたいな、など、焦らず観光気分で気楽に取り組みましょう。
申請書類の一部は、記入をミスっても大丈夫です。
ネットからPDFでダウンドードできますので、下書きをするのが第一ですが、失敗しても、やり直しがききます。家にプリンターがなければ、セブンイレブンさんにダッシュしてコンビニ印刷できます。
落ち着いて計画的に準備すれば、難しくはありませんので、これから手続きされる方は気負わずに頑張ってください。