なぜ今?と思われそうですが、有名ドラマ、「逃げるは恥だが役に立つ」を、一気見しました。つい最近。
いや~、面白かったです。
途中、いい所で切られるので、続きが気になってどんどん見てしまいました。
今日は、逃げ恥の最初の方のあらすじや、わたし個人の感想を、発信させていただきます。
~目次~
簡単に言うとどんな話なの?
マンガ原作のラブコメで、一言で言うと「契約結婚」の話です。
就職に失敗した、新垣結衣さん演じる森山みくりが、些細な妄想からアルバイト先の雇用主である、星野源さん演じる津崎平匡に契約結婚を持ちかけるのですが、それがきっかけで、周りを巻き込んで人間関係が大きく変化していきます。
ちなみに、「みくり」って、変わった名前だなぁと思ったんですが、植物の実栗から来ているんだそうです。
確かに、森山家側の親族一同、植物由来のお名前ですものね。
見どころや、面白かったところ
演出
オープニングの、情熱大陸を始め、ガッキー演じるみくりが、派遣社員になったかと思えば、バスガイドになったり、政治家になったりと、様々なシチュエーションで可愛く楽しませてくれます。
また、わかる人にはわかるパロディなどの仕掛けが、各話に盛り込まれていますので、探してみてください。
人間関係
こんな性格の人と、こんな性格の人がひとつ屋根の下で暮らしたらこうなる、という関係性や気持ちの変化がわかる、仮想箱庭実験的な感じで楽しかったです。
周りの親戚一同や、温かく個性的な会社のメンバーとの絡みも良かった。百合ちゃんの部下達のエピソードもよかった。基本的にいい人ばかりです。
個人的には、沼田さんの、他人との距離が近いんだけど、温かくて憎めない感じ、好きです。
ちなみに、沼田さんのレシピは、クックパッド内の「ハートフル坊主」で検索できますよ☆
男女両方の視点
見ていただくとわかるのですが、平匡さんの闇が結構深くて、DTこじらせてる方なので、見ていてやきもきします(笑)女性目線で、それやられたらへこむわぁーと思った部分も。
個人的には、男女両方の視点が見られたのが楽しかったです。
片方がハッピーな気持ちになっているのに、もう片方は沈んでいて、そっけない態度を取ってしまうけど、相手はそれに気づかないとか、片方が何とも思っていない事で、もう片方がものすごい意識してしまったりとか。
どんな人におすすめ?
1話見終わってからの、エンディングのガッキーの破壊力☆がハンパないので、「ガッキー可愛い」という常識すぎる動機だけでも充分です。
毎回続きが気になる終わり方をするので、ハマると結構一気に見ちゃうと思います。
最近恋愛をしていない方や、結婚ってどうなんだろうって考えてしまう方もぜひぜひ。
契約結婚って、どう思う?
1話の展開だけ見て、えー!って最初は思いましたが、しばらく見ていると、これはこれでアリなんじゃ?という気がしてきました。
外でバリバリ稼ぐけど、家事に時間を取られたくない人と、就職しないけど家事が得意な人のマッチングって、お互いの足りない部分(家事・お金)を補い合っていて、合理的ですよね。
その場合の収入って、家計とみなされるのか、税金ってどうなるのかとか、お金に興味があるわたしはすごく気になってしまいました(笑)
ただ、一見合理的に見えるシステムでも、多大な危険性もはらんでいるなと。
どちらか一方が恋愛感情を持ってしまうと、かなり厳しいものになるんじゃないかと思いました。
契約をした時と、その後で、気持ちが変わる可能性はいくらでもあるし、最初っから全く好みじゃないとか、完全に割り切れる人尚且つ許せない生活習慣がなく信頼できる人間でないと、一緒に暮らすのはきつそう。悪用する人もいないとは言い切れないし。
ドラマの中では、様々な結婚観を持つ人が出てきて、子供が大好きで結婚して良かったという人もいれば、したくてもできない人、他人と暮らす事なんて考えられない人など色々でしたが、わたし個人の考えにいちばん近いのは風見さん。
これは男女間に限らず人間関係全般でなんですが、メリットがない人間と付き合う意味がわからないです。
「メリット」って言葉を使うと、少し聞こえが悪いかもしれませんが、誤解を恐れずに言うと、誰かを選ぶ事で、好きな行動を制限されたり、挑戦したい事を反対されたり、要は、社会的・金銭的に問題のない、個人の自由が許されるような場面で、納得のいかない妨害を受ける事が許せないんです。
そういう事をされると、この人と縁を切れば全てが上手くいくんだよな~って割り出してしまうんですよね。
家事代行のお仕事?
以前職安の求人で、契約結婚ではないけれど、住み込みの家事代行のお仕事を何度か見かけた事があります。
勤務先が個人宅になっていて、掃除・洗濯・炊事から、銀行周りなど、主婦業全般をお願いするみたいな感じでした。
家事が得意で、相性の良い雇用だったら働きやすくていいのかもしれません。
どんなお仕事なのか、わたし気になります。