先日長距離バスに乗った時の事。
乗車時間は5時間以上なんだけど、車内にトイレがない。
わたしは結構回数が多い方なので、嫌な予感はした。
乗った瞬間に、ハズレだと思った。
結局、そのバスは5分のトイレ休憩が2回しか設定されていなかった。
今日は、実際にあった出来事と思う事を、思いつくままに書いてみた。
~目次~
トイレに行けない恐怖
用事があって、長距離バスに乗ったんだけど、バスが来た瞬間に、トイレがない事に気づいて、あちゃ~と思った。
あと、何時間トイレに行けないんだろう…。
乗車した時点では大丈夫だったけど、次にいつトイレに行けるのかと思うと恐怖でたまらなくなる。
こうなる可能性はあった。
予約の際に、トイレがない場合もございます、と事前に言われていたからだ。
選べたらよかったのだけど、他に選択肢がなかったので、そのバスに乗るしか道はなかった。
トイレ休憩はいつなのだろうと不安に思いながら乗っていると、乗車1時間でトイレに行きたくなってしまった。
長時間トイレに行けない事が予測できる際の予防策
こんな風に書くと、
「どうぜお前が、出発前にコーヒーか紅茶をがぶ飲みしたんだろ?」
とか、
「ハハッ。お前がおかしいよ。オムツでも使えば?」
と言ってくる人いる。(実際言われた)
オムツの件で言ってきた人に聞きたいけのだけど、普段オムツを使わないで生活している人が、果たして、緊急時だからと言って、至近距離に他人がいる所で用を足せるのだろうか?そして次の休憩まで、その状態でいられるのだろうか?
解決できない苦しみと戦うのがとてつもなく嫌なので、わたしは長時間トイレに行くことが許されない可能性がある日は、食事を最小限にし、カフェインは取らない。どうしても喉がカラカラに枯れてしまった時に、水を一口含む程度にしている。
数時間に及ぶ試験とか、途中退室できないイベント等はこれで対処している。
ただ、これもやりすぎると危険で、トイレの事で他人からとやかく言われたり、行きたいのに行けない状況に陥る事が嫌で、水分を取るのを我慢していたら、体内の悪い老廃物が外に出ない事で臓器に悪影響がでて、病気になってしまった事がある。
だから本来であれば、水分をたっぷり取って、1時間に1回くらい、好きな時にトイレに行ければ何の問題もないのだが、(毎時間行くわけではないよ)中にはほとんどトイレに行かなくても平気な方もいるようで…。
今回乗ったバスは、そういう方に合わせて運行しているようなバスだった。
どうしても我慢できなくなった時は?
1時間くらい我慢して、我慢するのが辛くなってきたので、そ~っと席を立って、運転手さんに、
「次のトイレ休憩は何分後ですか?」
と聞いてみた。
すると、
「えっ!?あと1時間はないよ!」
と言われた。
目の前が真っ暗になった。
そんなわたしの空気を察したのか、
「緊急停車しますから、あと30分待ってください」
と運転手さん。
それから走る事30分。
「ただ今から、予定を変更して、5分間のトイレ休憩を設けます。緊急停車しますので、ご利用の方はどうぞ」
と、車内アナウンス。
緊急って、急病人みたいでオオゴトっぽいんですけど。
そして、わたしが話しかけてからアナウンスしたから、タイミング的にわたしがトイレ行きたくて全員に迷惑をかけたって宣伝してるようなものじゃないか~~~(><)
運転手さんの対応は、適切だったと思います。
幸いお前のせいで到着時刻が遅れるだろプンスカ、と言ってくる人はいなかったけど、着くまでの30分、泣きたいくらい体の一部が苦しく、そしてすごく恥ずかしかったです。
巡回型のバスに、次の停留所で降りたい人のための押しボタンあるじゃないですか。
ああいう形で、そろそろトイレに行きたい人がこっそり押す押しボタンとか、あったら恥ずかしさが半減すると思うんですけど、ダメですかね?
あと、この状況になってわかった事ですが、わたしのようにやむを得ず緊急停車をお願いする場合、運転手さんが一番近い休憩所を探してくれるので、苦しいと感じるよりだいぶ早めに伝えた方がいいです。
お願いです、あと5分、お慈悲を
緊急停車でドライブインに着いた時、乗客の3分の1くらいの方がわたしと一緒に降車したんですよ。しかも全員女性!
これって、限界ってほどではないけど、実は行きたかった方々だと思うんですね。
ですから、1時間に1回とまでは申しません。トイレを搭載しないなら、せめて、1時間半に1回くらい、休憩時間を設けて欲しいのです。
女性はトイレに時間がかかる、とよく言われますが、そもそも体の構造と身に着けているものが男性と違うのですよ。男性なら、5分あれば十分なのかもわかりません。でも、女性はそれが難しいんです。
個室で着替えをしたり化粧直しをしているようなマナー違反をする人は論外です。
でも、必要最小限の事だけしていても、女性は身に着けているものの数が多く、それら装備品の着脱、女性特有の体調不良の時期がありますね?この時期にかぶっていたら、それらの処置と工程が増えます。
だから、「時間がかかる→並ぶ」で、ダッシュしてもすぐに作業に取り掛かれるわけではないんです。
また、体の構造的に、男性より体内に余計な水分を溜めておけませんので回数も増えてしまいます。
この、「5分」という過酷なスケジュールで出発時間に遅れないように戻らなければいけなかったので、猛ダッシュです。
ちなみに、その30分後に本来あるはずだった本・トイレ休憩があったのですが、そこでの休憩も5分。
短すぎです。
道中お腹がすいたのですが、おにぎり1つ、買えませんでした。
もう5分あると違う
驚いたのが、このバス、往復でチケットを買ったのですが、帰りのバスは、なぜか同じ運行元なのに、トイレ休憩が途中3回、1回15分あって、時間前でも全員そろったら出発、というスタイルでした。
行きと帰りで走っている道が違うのか、それとも運転手さんの裁量に任せているのか、謎…。
でも、この帰りのバス、行きと同じでトイレは付いていませんでしたが、途中我慢できなくなるほど苦しくなる事もなく、時間の余裕があったので、お菓子を買い食いする事ができました。
たった5分の差で、心の余裕が生まれて不快指数がだいぶ下がるので、全国のバス会社さん、女性にもう5分だけ猶予をください。
そして男性のみなさん、多く待たされて不快かもわかりません。
ですが、長スギィ、多スギィと数字的な所は一切触れず、快く送り出していただけると大変助かりますので、どうぞよろしくお願い致します。