生肉の提供が法規制される前の話だけど、友達に誘われて、3人で激安居酒屋に行った。
楽しく皆で飲んでいたのだけど、その中で気になった、「生ホルモン 150円」を注文。
主にわたしが食べた。
楽しく話をし、お開きになり、なんとなくだるさを感じたものの、疲れたのかな?と、深く考えずに帰路へ。
お風呂に入って、いざ寝ようと思ったのだけど…。
眠れぬ夜が始まった…。
(お食事を中の方は見ないほうがいいかもです…)
~目次~
体調に異変
なんとなくだるさを感じていたわたし。
休んだら治るだろうと思っていたけれど、実はたいへんな事になっていたらしい。
リバースがとまらない!!
(絶対あの生ホルモンが原因だ!)
どうしよう…どうしよう…
落ち着けわたし。
3回ほどリバースしたところで冷静になる。
寝て起きたら、少しはマシになるかもしれない。
救急車は大袈裟だから、明日、朝になったら休みをもらって病院に行こう。
そう決意して、その日は無理やり寝た。
そして病院へ
朝起きてみたけれど、体調は、良くなるどころか、さらにひどくなっていた。
平常時なら絶対にありえない高熱、気持ち悪さ、だるさで、何も食べられなかった。
さすがに、いつまでもうずくまっているわけにも行かないので、フラフラの状態で病院へ。
受付で案内される。
普通なら問診表を書いて、待合室で順番を待つ形になるけど、この時のわたしは、苦しさで、まともに起きている事ができなかった。
通常時なら、大人なので、多少具合が悪くても、人前では隠して毅然とした振る舞いをするものだ。
ただ、この時のわたしは、周りに配慮して平静を装う事すらできなかった。
待合室で、黙って座る。ただそれだけの事ができない。
頭は地面へ。
自分で自分の体を支えている事ができなかったのだ。
そして別室へ
見かねた看護師さんが、事情を聞いて、別室へ連れて行ってくれた。ここで横になっていていいよ、とご配慮いただいた。
待っている間、横になりながら点滴をしていただいた。時簡にして4時間くらい。その間、幾ばくかの睡眠も取る事ができた。
かなり楽になった。
診断結果
結果は、食中毒による急性胃腸炎。だろうというお話。
まぁ、普通に考えてそうだよね。
しばらく固形物は取れなかったから、1週間くらいはポカリやアクエリアスなどの清涼飲料や、インスタントのお粥などがわたしの食事。
仕事を休んだ事+病院代、さらに余計な出費と、だいたい3万5千円くらいの損になった。
最後に
これを機に、わたしは激安店には行かなくなった。あと生ホルモンが食べられなくなった。だって怖い。
お店を訴える、という選択肢も考えられたけど、他の2人が何ともなかったのもあるし、証拠もない。その労力を、仕事に回したほうが現実的。
管理が徹底されているお店なら、こんな事にはならなかったのかもしれない。
衛生状態いいかげんな店だと、生肉や野菜など、一緒に切ってはいけないものを、消毒せずに同じまな板で切って出したりする事があるから、そういのも要因のひとつかも、と言われたけれど、真相はわからない。
ちょうど、ユッケ事件が大きく伝えられた後で、先生が、
「もうちょっと遅かったら危なかったね。来てくれてよかったよ」
と言われたのがその日一番のガクブル。
これからもっと暑い時期に入ります。
食べ物が痛みやすいですから、加熱しないものの摂取は特に気をつけて、みなさんお身体にはお気をつけくださいね。