まえがき
なんかわたし、ここ最近ず~っと、コーヒーメーカーに呪われているんですよ。
朝はパン派のわたし。
朝食にコーヒーは欠かせません。
毎朝カフェオレを作って飲むのは楽しみのひとつ。
そんなわけで、安いコーヒーメーカーを使っていたんですけど、買って少し経つと、きちんとお手入れしているのに、なぜかコーヒーが噴き出してこなくなる現象が。
洗浄したりしてみても変わらないので、本体代ケチったからかなぁ、と、倍の値段のものを購入。
それでしばらくは順調に動くのですが、また少し経つとコーヒーが出てこない。
さすがに、えー!?とは思ったけど、コーヒーは大事なので、また新しいものを購入。
でも、また同じ現象。
全て、買ってから半年以内ですよ?
3回繰り返して、もういいや!ってなって、スーパーで売っているボトル入りのコーヒーで代用していたのですが、コーヒーの香りがなくて寂しくなってきたので、ついに新しい子をお迎えしちゃいました。
~目次~
イタリアから、こんにちは。マキネッタちゃんの登場です
マキネッタとは
みなさん、マキネッタってご存知ですか?
これです。↓
イタリアでは、だいたいどの家庭にもある、お手軽エスプレッソマシーンです。
おいしいコーヒーを淹れるために、各家庭で受け継がれているお気に入りがあったり、嫁入り道具として使い古したものを持参したりするんですって。
マシーンといっても、構造はすごくシンプル。
きれいに3分割。
頭と胴とおしりって感じですね。
マキネッタの使い方
使い方も、とってもシンプル。
- 一番下の部分になるタンクの線ギリギリまで水を入れる。
- 真ん中の部分になる、フィルター部分にギリギリまでコーヒーを詰める
- 一番上、頭となる部分をセットして、ガスコンロにかける。
- コポコポと音がしたら、コーヒーができた合図。コンロからおろして、いただきます
ね?とってもシンプルでしょ?
事前にすること
このマキネッタ、とっても便利なんだけど、買ってからすぐは使えません。
まず最初に器具を水またはお湯で洗います。それから、コーヒーをなじませて、独特の金属臭をとるためのに、淹れたコーヒーを飲まずに捨てる作業が3回必要です。
体に害はないらしいのですが、独特の金属風味がして、最初の3回分は飲めたものじゃないそうです。コーヒーもったいないって思っちゃうけど、おいしくいただくために、この作業は省かずにやりましょう。
わたしは飲まなかったけど、1回目のコーヒーは鉛のような色でした。
よって、すぐには飲めないので、事前準備はお休みの日に、器具を冷ましながらゆっくりやりましょう。
ちなみに、最初からコーヒーとキャニスターがついたセットもあります。
気をつける事
難しくはありません。いくつかの注意点があります。
洗剤は厳禁
マキネッタに、洗剤は厳禁です。加工してある油がとれてしまいます。
洗浄は、水またはお湯で。
コーヒー、水、お湯以外のものは、絶対に入れないでください。
また、コーヒーはエズプレッソ用の挽いてあるものを使用してください。それ以外ですと、上手く抽出されない場合があります。
火傷注意
本体は、熱くなっております。
持ち手と上部のつまみ以外は、素手で触ったら絶対ダメです。
熱いのが苦手な方は、お料理用のミトンを用意しておくといいかも。
また、使用後のお手入れも、本体が十分に冷めてから行いましょう。
後片付けの注意
- 後片付けは、本体が十分に冷めてから、分解してコーヒーの殻を捨てる
- 水またはお湯で洗い流す
- 濡れたまま長時間放置しない
この、3が結構重要です。
濡れたまま長時間放置すると、本体が劣化して見た目が黒っぽくなったりするそうです。害はないそうなんですけどね。
水で流した後、少し放置しから、わたしはこれで水分を撃退してます。
理系クラスタにはおなじみ、キムワイプです。
主に実験器具の表面の汚れを拭き取る道具ですが、ティッシュのように細かいゴミが出ないので、マキネッタのお手入れ以外にも、お料理中にチューブ上の調味料を出しすぎてしまった時とか、ジャムやヨーグルトが容器の淵についてしまった時とかにも使えて重宝しています。
マキネッタでできる、ちいさなしあわせ
いくつかの注意点をあげましたが、使ってみて、一般的なコーヒーメーカーより、楽だなと思いました。使い捨てのフィルター買わなくていいですし、使ったら捨てて水で流すだけですし。
あと、淹れている時、いいにおいがして、おいしいです。
わたしの使っているものは3カップ用の150mlサイズで、1人~2人用です。
すごーく濃いエスプレッソの状態で出てきますので、濃いのがお好きな方は、そのまま。濃いのが苦手な方は、お湯で割ってアメリカンにしたり、牛乳で割ってカフェラテにしたりもできます。こんな風に。
あ、このサイズ選びって、結構重要で、後から変えることができないので、選ぶ時は、よく考えて決めた方がいいですよ。
上手に使えると、こんな風に楽しめます。
とっても、しあわせな気持ちになるのでオススメです。