麻歩の、寝たり食ったり喋ったり

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FP3級の試験に合格しました。

 ファイナンシャルプランニング技能士(以下FP)3級の試験を受けてまいりました。

 

 今日は、試験を受けるきっかけや、かかった時間、勉強方法、感想を自分なりにまとめてみようと思います。

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~目次~

 受験のきっかけ

 わたしは普段、クレ活(クレジットカード活動)や、投資をしているので、お金に関する事を勉強している身として、FP3級は持っておいて損はないぞ、と思ったのがきっかけです。

 2級以上は受験資格があるんですけど、3級は誰でも受けられるので、お金に関する入門編としてもいいな、と思いました。

楽勝?すぐ受かる!?意外と難しいぞ!

 インターネットの記事や本の見出し、資格学校のうたい文句などで、1日1時間の勉強で受かったとか、○週間で絶対受かるとか、ちょっと勉強すれば楽勝♪みたいな雰囲気のキャッチコピーが大量に見つかると思います。でも…

 

 誰でも受かるとか言ってる奴、ちょっと来い

 

 …と、これは冗談ですが、3級の合格率は約6割

 

 難関資格ではありませんが、テキストを開いて勉強に手をつけてみるとわかります。

 

 意外と覚える事がいっぱいで、ボリュームが多いんです。

FP3級はこんな人に向いています

 以下にあてはまる項目が多い方ほど取り組みやすいと思います。

  • 総務・経理の経験者、保険・金融・不動産業界関係者、税理士事務所勤務の方など、試験範囲と密接に関係のある業務経験をお持ちの方
  • 投資の経験がある方
  • 大学で経済の勉強をしていた方
  • 法学部出身や、宅建の有資格者

 おそらくですが、FPの試験が楽勝だったと言っている方は、上記にあてはまる数が多いのではないでしょうか?

 あてはまる数が多ければ多いほど、マネーリテラシーが高い、すなわち最初からお金に関する知識の基礎力が高いために、新たに覚える事が少ない→見た瞬間答えのわかる問題が多くなるので、簡単だったという印象を抱くのではないでしょうか。

 

 また、奨学金で大学に行った経験のある方なら、融資条件や返済期間は覚えているでしょうし、年金をもらっている方なら、最低いくらもらえるか、ご存知だと思います。

 

 このように、当事者意識のある部分だと、記憶に残っていて取り組みやすいと思うので、ちょっと難しいなと感じたら、自分がよくわかっている部分から手をつけてみるのもいいと思います。

 

 上記にあてはまる数が多い方ほど受かりやすいけれど、基礎は勉強する事で増設できるから大丈夫、というのがわたしの見方です。

合格するために使ったすべての教材

 わたしが使ったのは、本2冊のみです。

 

 資格スクールなんかで、数万円する講座を開講していたりするけれど、本と比べると高めですし、そこまでお金をかけなくても十分合格できると思います。

 

 インターネットの評価なども調べたのですが、実際に書店で複数の書籍を手にとって、売り上げランキングとかは気にせず、自分が読みやすい、勉強が楽しくなるようなテキストを選びました。

テキスト

 

 見た目もピンクで可愛くてテンションが上がりますし、何より印刷の感じが好きでした。

 字も小さすぎず、色使いもシンプルでイメージが定着しやすく、巻末に索引があるので、あれ?なんだっけ?と思った時に辞書のように使う事もできます。

 

問題集

 問題集はこちら。

 テキストと同じ出版社のシリーズですが、この良さは2冊合わせ技で使うとよくわかります

 

 テキストを一通りやってから、問題集を解くと思うのですが、実際に問題集を解いてみると、間違えたところや、そもそも全くわからない所が出てくると思います。

 

 そんな時、解答ページににテキストの該当ページの記載があるので、理解が足りなかった時は、テキストを開いて該当ページを熟読すればいいのです。これは本当に便利!

かけた時間とお金

 合格までにかかった費用は、上記本2冊(3000円程度)+受験料6000円(学科・実技)+会場までの交通費等1000円程度で、だいたい1万円くらいになりました。

 

 教材だけだと3000円くらいですね。

 

 勉強にかけた時間は、日のよるんですけど、毎日1~3時間の勉強を、3ヶ月続けました

 

 時間にばらつきがあるのは、その日の体調や気分、本業の忙しさなどによって、優先順位を変えたためです。

 

 毎日少しでもやった方がいいですが、睡眠時間を削ったり、遊ぶ事を放棄する必要はないと思います。

 

 リフレッシュは大事です。

 

 わたしは、試験前でも普通にアニメを見たり、ゲームをする時間をあえて作って、メリハリをつけて勉強していました。 

試験会場は、人がゴミのようだった

 あ、そうそう。

 

 わたしが受験した会場では、人がわんさかおりまして、座る場所、勉強場所を一人ひとりが確保するのが不可能でした。

 

 午前中の学科試験終了後に午後の実技試験も受ける場合、間に昼食を取る方が多いと思いますが、座席を確保できないため、ヤンキーよろしくばりに、床に座っている人や、外で立ったまま飲食している方も沢山見受けられました

 

 ほどんどの方は、普段そういった習慣はないのだろうと察しますが、場所がない+長時間の待機なので、ある程度は仕方がないのかな、とも思いました。

全体的な感想

 受けてよかったです。

 

 記念受験のような感じで始めましたが、深く知らなかった知識も多く、たいへん勉強になりました

 

 数学が苦手なので、係数に苦手意識があって、勉強している中で計算問題がたくさん出てきた時には、正直無理ゲーなんじゃないか…と思ったりもしたのですが、毎日取り組んでいるうちに、徐々に苦痛が減って、後からは勉強するのが楽しくなりました。

 

 国の制度って、知っているようで意外と知らない方が多いと思います。そんな方への入門としても役に立ちます。

 

 合格が即、就職や収入アップにつながる資格ではありませんが、持っている事で知識が増え、自分や家族を守る事ができる盾のような資格だと思います。